知らないうちに産まれてから死ぬまで、本当にこの世に生きてるみんな全員一生懸命自分の人生生きてるんだよな、そうだよな、偉すぎだろうちら、と思いました。
気づかないうちに誰かの期待に応えることを幸せに感じて、誰かを嫌な気持ちにさせないことが良いことだと思って、大丈夫じゃない自分から目を背け続けて大丈夫なふりをしていた主人公の姿が、とても切なかったです。
誰かと比べないで周りからの視線を気にしないで生きよう!なんて言葉、私は簡単には言えないんだけど、比べても周りを気にしてもいいから、自分をそれ以上に褒めて自分を愛する人生を死ぬまで送れたら、もしかしたら私は幸せになって(今が不幸せとは思わないけど)、知らないうちに誰かのことも幸せにできるのかもしれないなと、少しだけ思いました。そう簡単には上手く行かないけど、しんどい時が続いたらこのドラマを思い出そうと思いました。
特に涙が止まらなかった回は、働くお母さんたちの回と、退院して復職後の回でした。自分の母親を重ねて見てしまったし、昔の自分の気持ちを思い出して、苦しくなりました。でも観てよかったです。