このレビューはネタバレを含みます
・誰でもいつでも精神的な不調に陥るときはある。だからこそ、骨折したら整形外科に行くように、不調だなと感じたら精神科に行くことが大切。
・私たちは皆、正常と非正常の境界線上を生きている。
・師長をはじめ、周囲の温かさがえげつなくて泣いた。ダウンが患者さんに「ここには人の良い患者さんしかいなくてありがたいです」的なことをつぶやいたら、患者さんが「だから看護師さんもここに来たんですね」と。泣くでしょこんなの…。
・「1度精神の病気になったから｣で人をくくる人が多かったけど、ほんとに想像力がないな〜と哀しくなってしまった。
自分やその家族がその境遇になるかもしれないのに、そうなったらその言葉がブーメランとして自分の首を絞めるのに、よくそんな事を言えるな…と。後に師長がそれをそっくりそのまま発してくれたので感謝。
・人生長いのだから、その途中で歩みを止ることに必要以上に恐れなくていい、と励まされるドラマだった。
