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ラストマン-全盲の捜査官-のssr701のレビュー・感想・評価

ラストマン-全盲の捜査官-(2023年製作のドラマ)
4.0
目の見えない人の演技って
目を斜め上に向ける
みたいなのが当たり前だったように
思うのですが…
果たしてどういう理由で
このドラマではそれがされなかったのやら…
今どきはそこまでさせないというか
できないのかな?
何らかの規制かな?
福山雅治のイメージを守るためだったのかな?
むしろもう見えてるのでは
というような視線を送ってる時もあったし
そうなってくると
この設定どうしても必要かなあ
という疑問も時々わきあがってしまったのでした

トリックとかはともかくとして
印象的だったのは
石黒賢の回かな
この回の福山雅治の
話し方や立ち振る舞いは
古畑任三郎っぽくて楽しめましたね


さて最終回ですが
非常にちからが入った内容で
見応えがありました
きっと多くの視聴者の期待どおり
いや期待以上のものになったのではないでしょうか
最後にもう1回泣かせに来るとは
参りました



中盤のプレゼントの件も
普通に泣けるいいエピソードだったのですが
あれが最後に重要な役割を果たすとは
意外でした

「懐かしい味」の件は
もしやふたりは昔会ったことがある?
と鈍感な自分でもそんな予想をしてたのですが
まさかの関係性に驚かされましたね


主役の福山雅治という
大きな柱があって
周りのキャストもそれぞれ魅力的な
傑作だったわけですが
大泉洋が凄すぎたが故に
霞んでしまったかもしれません…
ラストどころか
すべてを持って行った感がありました

今更ながら
大泉洋は達者な人だなあと
つくづく思い知らされた作品だったのでした
(モノマネも含めて)
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