いて座

VIVANTのいて座のネタバレレビュー・内容・結末

VIVANT(2023年製作のドラマ)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

今期1番面白かった。振り返りを見て気づいたけど1話であんなに詰め込んでたんだなって思ったし、映画みたいって思ったりもしたけどドラマでじっくり描いていく方が合ってた気がするからドラマで良かった。
別班とか初めて聞いたし、職業も飛び回ってる国も馴染みがないからある意味SFみたいな感じだなと思ったりして、でも日本人だからより強く日本の和を感じられる部分もあっていい塩梅だった。まじで撮影大変そうだなって思ったけどそれ以上に楽しくて面白そうだった。

だんだんと明らかになっていくことが多くて、主人公もただの会社員じゃなかったんだってね。恋愛の面ではすごい初々しい感じが良かったんだけど、幼少期に親を亡くして記憶を失ってっていう愛情を感じる経験があんまりなくて、大人になってから父親のベキと再会を果たしたと思ったらなんなら兄弟もいて、最終的には感動で終わるのかと思いきや家族よりも仕事というか地位を選んだの言葉では言い表せないくらいすごいや。日本強え。

野崎さん結構厳しめなのになんだかんだ子供や女性に弱いし、なによりハリーポッター好きなところかわいいな。ハリーポッターのおかげで世界が救われた。
憂助とは職業的にいうと対照的な位置で守ってるけど、野崎さんは野崎さんなりの戦い方をしてるのが良かったし、最初は上下の関係性があったけど真実を知ってからはライバルみたいな感じで対等になるのおもろい。別班の憂助と公安の野崎さんどっちの味方にもなり難いけど両方頑張って欲しい。

ドラムがほんとうに愛くるしくて、結局悪いとこらなく何でもできる有能な癒しキャラだった。声が林原めぐみなのも良い感じの可愛さがあって、見た目男性なのに声は女性っていう設定にしたの良かったし、喋らない代わりに表情とか動きが豊かだったから

ベキが助けた孤児のアディエルが大人になってから憂助を助けてるの激エモすぎた。ジャミーンが1人になってしまったけど、憂助と薫と3人で幸せに暮らして欲しい。

憂助と野崎さんと薫先生とドラムがバルカ警察から逃げてる時が遠い昔のように感じるけどここ面白かったな。
トイレの下に隠れた時に排便を塗りたくられる薫先生が可哀想でもしかしてじゃなくても本物じゃないことをねがった。あと大使館?の地下を通って逃げようとするシーンでチンギスたちに先回りされてることを知った時の憂助と薫先生の驚いた顔がめちゃくちゃ好きだった。
憂助と薫先生だと設定上どっちが歳上なのかよく分からなかったけど、どこか男気というか度胸のある薫先生と実はハイスペックだけど気弱な面を見せている憂助のペア良すぎないか。

放送中に赤坂に行く予定ができてVIVANTのモニュメントを見れたの良い思い出になった。別班饅頭も食べてみたかったけど機会逃したから2期放送されるならその時に取っておきたい。
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