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コール・ザ・ミッドワイフ ~ロンドン助産婦物語 シーズン5のtaruponのレビュー・感想・評価

4.4
このシリーズがすごいなと思うのは、同じポプラーという地域の中のミッドワイフの群像劇でありながら、シーズンを重ねるごとに見逃せない気持ちが強くなっていくこと。(シーズン1の途中までは、ここまではまると思わなかった)
このシーズンでは、いよいよサリドマイドの薬害、そしてタバコの害が表面化してくる。
これまでのシーズンの中で、ターナー医師のサリドマイドは良い薬的な発言がさらっと出てきて、あれ?この時点ではまだサリドマイドの薬害は知られていなかったのか・・・・と思っていたら、ぽつぽつを形成以上の赤ちゃんの話が出てきて・・・
日本で問題になったサリドマイド、薬害の概要は知っていても、細かい話は分かっていなかった。次のシーズンは、これも大きなテーマなんだろうなぁ。
そして、心理学の助けを借りて父に禁煙させるティモシー、今でこそ少なくなったけれど、昔はヘビースモーカー多かったよね。禁煙に対する動きはこの頃から少しづつ出始めたのね。

また、ナースクレインは、刺は抜けてすっかり頼りになる存在に。そして、何がひっかかるかって、手近なところで済ませるトムのやり方。確かにバーバラとはお似合いかもしれないけれど、トリクシーとあそこまでいって別れたのに、バーバラと付き合うかなぁ・・・・、
心情的には、ナースの中ではトリクシーが好きだし応援している。
フィットネスに心のよりどころを見つけて、自分の主張も通しつつしっかり仕事に向かい合うトリクシーの心が満たされるパートナーがみつかればいいなぁ。
そして、衝撃のラストは、シスターエヴァンジェリーナ、つらい、
そして、最後の見送る場面はとても美しい場面だった。


チャーミーは、もう完全に降板なのね。ダンナさんはでてくるけれど、チャーミーが名前しか出てこないのが寂しい。
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