taruponさんの映画レビュー・感想・評価

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洋画も邦画も見ます。2017年にみた作品の中でのベスト4は、この世界の片隅で、あゝ荒野、サーミの血、MOMMY。基本映画館で。最近はアマゾンプライムも活用中。

映画(34)
ドラマ(13)

ナショナル・シアター・ライヴ 2018 「ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ」(2017年製作の映画)

3.9

まず、一言。面白かったけれど・・・、すごく言葉遊びあり、抽象的ともいえるような緻密な言葉の怒涛のやりとりのお芝居。
これを、字幕で追いつつ理解していくのは、ちょっときつかった。
昨秋、小川絵梨子さん演
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ピーターラビット(2018年製作の映画)

4.1

ポター原作のピーター・ラビットの映画化というより、ポターのピーター・ラビットのキャラクターとモチーフをもとに作成したという作品。
原作のピーターラビットには、もっとゆったりと穏やかな印象を持っていたけ
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靴職人と魔法のミシン(2014年製作の映画)

3.3

映画全体としては、まぁまぁ面白いかなっていう感じ。
全体のテイストは、よい感じで好き。でも、靴のマジックのおかげでいろいろいたずら的な?犯罪的な?ことをやらかしていく過程が、面白くはあるけれど、あまり
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君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

3.8

とにかく北イタリアの風景が素晴らしく美しくて、主役2人、エリオ(ティモシー・シャラメ)とオリヴァー(アーミー・ハマー)がギリシャ彫刻のように美しい。音楽も印象的に使われていてとてもよいです。

LGB
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モーリス(1987年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

もとは。1987年制作のものですが、4Kデジタル修復版での限定公開されているので、見に行ってきました。
これもずっと見たいみたいと思っていてタイミングを逸してみていなかったもので、初見です。
30年前
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ラプラスの魔女(2018年製作の映画)

4.0

東野圭吾さん原作作品。(原作は読んでません)
今回濃いキャラが多く、まず特筆すべきは豊川悦司さんの怪演。このところ毎度癖のある役どころが多いけれど、今回もまた。とにかく持っていかれる。そして、主役の1
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ロンドン、人生はじめます(2017年製作の映画)

3.6

面白かったけれど、軽くさらっと見れた感じでした。

ダイアン・キートン演じる高級フラットに住む夫を亡くした女性エミリーと、廃病院の敷地の林の中に自分で家を建てて暮らす男性ドナルド(ブレンダン・グリーソ
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リメンバー・ミー(2017年製作の映画)

4.0

字幕版にて観賞。
まずは、本編「リメンバ・ミー」について
当初、それほど、興味はなかったのだけれど、評判よさそうだしやっぱり見ておこうかな的なノリでみました。
すごく良くできていました。まずはそれに尽
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しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス(2016年製作の映画)

4.1

今週で終わりのところも多くて、駆け込みで見てきました。
とってもよかったです。
なんていうか、モードとエヴェレットの関係性?っていったらいいのかな。
孤独な2人がお互いに居場所を見つけていくその過程だ
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シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

4.0

サリー・ホーキンス演じる声が出せない女性が、アマゾンから連れてこられた不思議な生き物との声を介さないコミュニケーションで通じ合っていくのと、それと敵対するアメリカの軍部やソ連のスパイとの争いを描いてい>>続きを読む

ぼくの名前はズッキーニ(2016年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

目の大きな独特のキャラクター達の造形にひきつけられる、あの単純な造形が子ども達や周りの大人達の心情を、すごくストレートに伝えてきていて、泣けたし心が温かくなった。
主人公のズッキーニを含め、フォンテー
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グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

私は、ラ・ラ・ランドが苦手だったので、スタッフが共通ということで当初は腰が引けていたのですが、評判が良さそうだったので見に行ったら大正解ですごく楽しめました。
ヒュー・ジャックマンは文句なしに歌も踊り
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パディントン 2(2017年製作の映画)

4.3

1を一昨日を見たところで満を持して鑑賞。笑って、泣けて、隅々にまで多幸感に満ちていて、私のすごく好きなタイプの作品でした。笑って泣けたりの度合いも絶妙の匙加減でした。(私は「ラブアクチュアリー」の多幸>>続きを読む

パディントン(2014年製作の映画)

3.9

パディントン2を見たいと思い、1が未見だったので、まずは1からと思い鑑賞。公開時見ておけばよかったと思いました。想像以上に良かったです。パディントンというキャラクターは知っているけれど、元になる物語は>>続きを読む

嘘を愛する女(2018年製作の映画)

3.6

予告編を見た時、すごく面白そうだから見たい!と思っていたけれど、公開になってレビューをいろいろ見回っていたら、かなりテンションが落ちてきて、ある意味ハードルが低くなったところで鑑賞。普通に面白くみれま>>続きを読む

ウイスキーと2人の花嫁(2016年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

試写会にて鑑賞
私が好きなパターンのハートウォーミングなコメディ。イギリスのちょっとシニカルな部分もありつつ笑ってしまう感じのコメディ好きです。
第2次世界大戦下のスコットランドの離島で起きた事件を扱
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祈りの幕が下りる時(2017年製作の映画)

3.8

原作は未読。シリーズは、ドラマのみ見ています。普通にすごく面白かった。点だったそれぞれの事件が線となり結びついていく過程が安易でなく、2組の離れ離れの親子の感情と事件に至る経緯が、無理なく気持ちに寄り>>続きを読む

Emma エマ(1996年製作の映画)

3.3

ジェイン・オースティン好きとしては、悪くはなかったが、無難にまとめたなという印象。映画とドラマは尺も違うしを比べるのは酷と分かっていても、2009年制作のBBCのドラマ版の方が、きちんとエピソードを描>>続きを読む

ダンシング・ベートーヴェン(2016年製作の映画)

3.7

2014年、モーリス・ベジャールバレエ団と東京バレエ団の共同開催のベートーヴェン第9の公演のドキュメンタリー。ソリストや芸術監督、指揮者のインタビュー、練習の風景とその本番の場面から構成されています。>>続きを読む

熊川哲也 Kバレエ カンパニー 「クレオパトラ」 in Cinema(2018年製作の映画)

4.0

世界初初演のクレオパトラ、熊川さんが中村祥子さんのために振り付けたというのが納得できる作品だった。バレエファンにとっては好みが分かれるものだと思うが、私はすごく楽しめたし、とにかく祥子さんが素晴らしい>>続きを読む

スター・ウォーズ/最後のジェダイ(2017年製作の映画)

4.0

スターウォーズは、#4から、劇場で見続けていますが、今回も裏切られることなく面白く楽しめた。前日、#7「フォースの覚醒」を軽く復習しつつ、#7~#9のテーマは何だろうって思っていたのですが、今回の#8>>続きを読む

Mommy/マミー(2014年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

グザビエドランすごい!につきる。恵比寿ガーデンシネマの特別公開にて鑑賞。映画館の大画面でみれてよかった。大画面で、オアシスのワンダーウォールの音とともに青空をバックにしたスティーブが映し出され、画面が>>続きを読む

火花(2017年製作の映画)

3.2

原作もドラマ版も未見です。ちょっと私自身のコンディションが良くなかったこともあるけれど、悪くはないが、私はなんか入りこめずに終わってしまって残念。もっと徳永と相方との関係性も描いてくれても良かったのか>>続きを読む

リトル・プリンセス/小公女(1995年製作の映画)

3.7

バーネット原作の小公女の映像化。原作とは、設定でいくつか違いはあるものの97分という時間の中では、本筋を上手くまとめることになり良かったと思う。
セーラの空想世界、恵まれた学園生活、使用人として買い物
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ブレードランナー 2049(2017年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

細かい突っ込みどころは多々あるけれど、よい作品だったて思う。人間たらしめているのは何なのか、レプリカントと人間とを分けるもの、その中で感情をどう扱えばよいのか、結論はでないけれどいろいろ考えさせられる>>続きを読む

サーミの血(2016年製作の映画)

4.5

1930年代のスウェーデンで合法的に差別されていたサーミの少女エレ・マリャが自由を得るためにサーミであることを捨てるまでと、晩年、サーミとして生き長く決別したままだった妹の葬儀を訪れるさまが描かれてい>>続きを読む

あゝ、荒野 後篇(2017年製作の映画)

4.3

後篇は、ボクシングの試合が最大の見所。それにしても、どうしてこんなに自分を苛みながら生きなきゃならないのか、言葉では表現しにくい、胸がつまるような息苦しさと哀しさと妙な充実感と。前篇とともに、時間も長>>続きを読む

ハイジ アルプスの物語(2015年製作の映画)

3.5

ハイジが何しろ可愛い。見終わって「面白かった」とか「泣いた」とかではなく、とにかく「生きるエネルギーがもらえる」「気持ちが元気になる」映画だった。

ラストレシピ 麒麟の舌の記憶(2017年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

西島さんのドラマチックな満州パートを、ニノの現代パートが熱くなりすぎず抑えたトーンで支えて最後の展開につながっていく。最後、ドッキリのもとが身近なところにあったことは、そこに収束するんだ、と思ったけれ>>続きを読む

あゝ、荒野 前篇(2017年製作の映画)

4.5

長さを感じず、引き込まれてみた。時代を近未来に移したことで喪失感や不条理の描写への共感が高まるととに、漂う昭和感は原作との60年近い隔たりを感じさせない。主役2人がすごく良い。

ナラタージュ(2017年製作の映画)

4.0

見ていて、心がざわついて、苦しくなるような恋愛映画。有村架純の抑えた演技と、松本潤のオーラを消したダメンズ感が良かった。

秘密の花園(1993年製作の映画)

3.5

子どもの頃に、原作を読んだことがあり、懐かしく感じながら鑑賞。花園=イングリッシュガーデン。シークレットガーデンがいかにも良きイングリッシュガーデンで、素敵でした。マギー・スミスはこういうものに欠かせ>>続きを読む

日の名残り(1993年製作の映画)

4.2

公開当時から観たいと思っていたのに、ずっとタイミングを逸していてようやく鑑賞。主人公の執事を演じるアンソニーホプキンスの柔らかな曖昧な微笑みに、元主人に対する敬愛と後悔や戸惑い、寄せられた好意に対する>>続きを読む