全く馴染みのない "執行官" という職業がテーマの作品。
主演しかやりたがらないと言われる織田裕二が二番手に甘んじ、ケンティーも黒縁メガネで溢れ出るキラキラを抑えて地味な事務員に徹し、あくまでも伊藤沙莉ちゃんが主人公だったことが功を奏した…のかどうかはわからないけど、個人的には毎週楽しく観てました。
犬たちがたくさん登場するのも可愛くて癒しでした。
正直、現実はもっと色々と酷くて汚くて醜い部分がいっぱいあって、物事はそんなに上手くは進まないんだろうなとは思うけど、あくまでも執行によって人生をやり直す(取り戻す)人々の希望を描くことに重きを置いてあったので、気分が暗くなることもなく観やすかったです。
久しぶりに見た織田裕二がちょっと心配になるくらいの色の黒さでした。