売れないお笑い芸人の観点

最高の教師 1年後、私は生徒に■されたの売れないお笑い芸人の観点のレビュー・感想・評価

2.0
2話まで視聴した感想(もし3話以降を観た場合には評価が変わります)。
昭和と比べ平成や令和のドラマには理想を描けているものが少ないし、ということは憧れることができる登場人物や人間関係も描けてなく、その時代の現実をベースにしながら時代の後についていくかのように後手後手に回って作品を作ってしまいがち。
このドラマは母子家庭やイジメやSNSなど現実的なものをベースにしているわりには生徒たちがみんなで同調して騒ぎだしていたり組織だって嫌な集団になってたりだとか非現実的なものも加えてる。イジメってもっとコソコソとした陰湿なものなのに。

思うのは、現実的である必要のないものを現実的にしすぎてつまらなくしてるし、非現実的である必要のないものを非現実的にしてつまらなくもしている感じ。
芦田愛菜さんは可愛いし無言でも表現できるであろうに、あんなに長いありきたりのセリフ覚えさすのは無駄。
松岡茉優さんも綺麗だし演技力もあるのになぜあんなに魅力のないキャラ設定しかできないのか理解できない。斬新な先生役をさせようとはしていてもキャラやセリフに魅力がないから、もし現実に存在したらおせっかいなだけでやり方が下手な嫌われるタイプの先生になってる。
現実的でいいところが現実的でなく、現実的でなくともいいところが現実的になっていて、更に大きな事ができないようなキャラに大きな事をさせているし、とにかく要所要所でズレまくっている印象。
これについては、アニメや漫画には優秀かつ面白い作品が多いからこそ比較してしまい出てくる不満なので、普段からテレビのドラマばかり観慣れてる人達からするとピンとこない指摘かもですが...。
【個人的な評価(10段階)】
◼️総合点(4)◼大人も楽しめる(4)◼必要な知性(3)◼️️小学生向き(7)◼️男向き(4)◼️女向き(6)◼️️️斬新さ(3)◼️ワクワク感(3)◼泣ける(4)◼️グロテスク(3)◼️笑いのセンス(3)◼️最初のほう(5)◼画(6)◼️️キャラクター正義(4)◼キャラクター悪役(2)️◼️主人公(3)◼️ヒロイン(なし)◼️女キャラ(3)◼️エロ(2)◼️最強キャラ(3)◼️戦闘シーン(なし)◼人情味や人間愛(4)◼️恋愛(1)◼️中毒性(3)◼️何度観ても飽きない(3)◼️作品としてのカリスマ性(3)