いて座

最高の教師 1年後、私は生徒に■されたのいて座のネタバレレビュー・内容・結末

3.7

このレビューはネタバレを含みます

「やりたかったことを言ってみて」って言われた鵜久森さんがどれも「〇〇したかった」って過去形で話してたことに対して「なぜ過去形で話すんですか?」って返しててそりゃそうだって思ったのと、自分もそう聞かれたら経験してもないのに過去形で話すかもって思って妙に納得した。

栖原は結構強気で言ってるんだけど「江波のことが好きだから」って言うとき震えてて、めちゃ緊張して想いを伝えたのが伝わってきていい。泣きたいのは自分もかもしれないのに「泣けば」って背を向けてるのもかっこいいよ、、
江波も江波で「流石に今日別れるって決めた人がいるのにすぐさま別の人の思いに応えられる気持ちにはなれない」ってちゃんと言えてたの良かったな。

3回目のやり直しはない=1回目の人生で死んだ日に2回目でも死ぬっていうのが深すぎて。
「大切な人に自信を持って大切だよって言い返せる自分になりたかった」っていうのが東風谷さんに向けてのセリフだったっていうのが知れてよかった。

あいつ絶対怪しいだろって人がいっぱいいたけど「決めつけるな」って言われるもんだから視聴者の思考すらも引き止められてるかのようで。でも実際怪しい人たちは何かしら悪いことやってたし、当事者と第三者だとその人に対する捉え方も変わってくるな〜って。

若手の俳優やアイドル、インフルエンサーが生徒役として出てたけど芦田愛菜ちゃんはじめ子役からお芝居やってる人との経験差みたいなのを人によって若干感じつつ、30人くらい生徒いたけどその半分も役名とか分からなくて、各々の意見を言うシーンとか「誰だっけ?」ってなること多かったから全員を意識付けるように描くのは難しいよな〜

ストーリーは面白かったんだけど「3年A組」と同じというかそのイメージを持ってると非現実的要素が大きくてなんだか薄れてしまう。
いて座

いて座