卒業式に殺された教師がタイムリープして教室内にいると思われる犯人を探す…という設定とタイトルにはかなり惹きがあったのに、蓋を開けてみれば正統派の教師モノであった。
序盤こそ盗撮・盗聴を駆使して悪行を暴くというスタンスが面白かったが、結局「生徒と向き合う」ことを何より重視し、説教で生徒を改心させていくスタイル。このドラマ、説教と対話がやたら多くて長いのである。良いセリフもあると思うが、あれだけの物量喋られちゃうと心に残らない…。話が全然進まないが、先が気になる作りになっているので一応完走。
松岡茉優と芦田愛菜は言わずもがな、生徒達の熱演も決して悪くないが、設定の割に「悪意」が足りず、ヌルい話だと思ってしまった。
サスペンス要素はあれど、そこを期待して観ると肩透かしを喰らう。
♯松下洸平暗すぎない？
