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たそがれ優作のはるのネタバレレビュー・内容・結末

たそがれ優作(2023年製作のドラマ)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

1話ゲストの駒井蓮さんすごい。
2回ほど軽くつまづいてたけど、若さゆえのものなのでセンスが素晴らしい

北村有起哉さんはいわずとも。

悔しくなるドラマ。

2話
息子役の若林拓也さんは最初のシーンからほんとセンスあって
「コロッケ好きだったろ?」
「……うん」てくだりの、無言に
こどもの頃の話なんだけどなあが含まれてて素敵
説明しすぎないで父子の関係をみせてく脚本もいいです

山葵のくだりは読めすぎて、ちょっとくさかったかな

劇の「三文小説」は元のモチーフは何の作品だろ

でもまあ、たしかに30分枠でギュッとしたらもっと作品の精度が上がるかも。

3.4話でちょっとたるくなってきた。
小劇場の役者さんたちが多用されてるのもひとつ。

4話の焼肉を向き合って食べる過去と現在の違いが面白い。同じ様に男は誘っているのに女は乗らない感じ。
二度、同じシチュエーションでも同じにはならない現実の面白さ。

5話北香那さん素晴らしい
アドリブも含めてキャラぴったりの自由奔放さ。店員さんもあえてさりげなくて良い。

パスタをすするのが、優作は前の回でもすすっているのであえてキャラ作りのひとつだと思っていたけどヒロインもすすって、きちんと食べる人が出てこない分ヒロインが育ちの悪さや下品さになってしまう。
女性が崩しすぎるのは難しいな。男性演出目線なのだろうか。

しみじみ想うのは、なんでこう一回でなんとかしようとする男なのかねーと。

赤いゼラニウムの花言葉は
「君がいてくれてしあわせ」
6話はロマンスでした
設定やストーリーは素敵なんだけどなあ、いま一歩。

7話ノスタルジー
なんか良いよね、ふいにぶり返した青春の想い。

最終話終わり良し
田島令子さん素敵。呼吸の仕方や居住まい、まさにこうあるべき
最後、上手くいかない、はっきりしない、けど大人の決定打を出すあたり、こうでなきゃねっ
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