あ・うんの2の情報・感想・評価

エピソード02
蝶々
拍手:0回
コメント2件
夏藤涼太

夏藤涼太

まぁ当時にしか許されないぶっとんだ展開が毎話毎話描かれて面白い。 第1話を見たときは、向田邦子というよりどちらかというと橋田壽賀子的な、「女の苦」の話かと思っていたら、2話ラストの 「父といる時の母、暮らしにくたびれた39歳の女です。門倉のおじさんと2人の時は、学校の先生みたいです。父と門倉のおじさんと、二人の間にいるときは、果物みたいにみずみずしく見えます。…が、私はこの先を考えるのが怖くなりました」 というナレーションでびっくり仰天ですわ。 こうなると話は変わってくる。そうだよな、こういう女のエロスを描くのが向田邦子だよな… しかもこのナレーションがまぁ文学的なこと。そしてこのような作家性の強いテレビドラマが許された時代の、なんと豊かなことか… また語り手の岸本加世子の気だるげな声質がいいんだよな。 サブタイトルも純文学ちっくだよね。 これと比較したら今のテレビドラマのサブタイなんて、マジでなろう系レベルに全部説明してくれるからな… また民俗学オタク的には、昭和初期の中流層家庭の暮らしも興味深い。 いや制作は80年代だが…向田邦子の年少時代をベースに描いているだろうことを考えれば、そこまで間違ってることもないだろう。 残り後半戦が楽しみ。 そしてその後には続編も再放送してくれ、NHK…
いいね!1件
湖土

湖土

このコメントはネタバレを含みます

手毬唄とチャンバラごっこ 『ごはんですよ』の声 平和な昭和 お父さん お爺ちゃん 昭和の面倒くさいが満載! 山師お爺ちゃん 金歯 イタチ 紙芝居 お母さん 洗い張り 玉の輿 金魚売り 『私 生きていたくないんです』 ヴァイオリン
いいね!6件