奥田ラプンツェル

ザ・コンチネンタル:ジョン・ウィックの世界からの奥田ラプンツェルのレビュー・感想・評価

3.5
若き日のウィンストンの話。
ジョナサンは飼犬殺されてブチ切れてたけど、ウィンストンは兄のフランキーを殺されてブチ切れていたのね。両者とも大切なものを失う痛みを知っている。
だから本編でのジョナサンとウィンストンの関係性ああいう感じなのかと納得。
ウィンストンはずっと頭脳派で生き抜いて来たんだなぁ。戦闘力はあんまり高くないしね。でも最後に裁定人と対面するシーンは、ウィンストンの思い切りの良さと決断力が如実に出ていてかっこよかったわ。
メルギブの兄貴が演じたコーマックもこれまたネジの外れた男でねぇ。徹底した序列と、自分はルールを破ってでも事を成し遂げるっていう横暴さが良いね。何より渋いし貫禄がある。チェロ弾きのあの子ほんまに不憫だった。
シャロンもこの時はまだまだ若い!
ツインズとかいうジョジョみのある殺し屋とか、裁定人のビジュアルとか良き。
エンドロールはまさかのKISSのギタリストであるエース・フレーリーのソロ曲で締めるっていうオシャレさよ。
NY groove感じました。