観てよかった……
ジミー大西と明石家さんまのほぼ実話のストーリー。
小学校2年生まで言葉が話せず虐められていて大人になっても何をやらせても上手くいかないジミーが
売れっ子芸人明石家さんまと出会い、自分の運命を変えていく。
2018年の作品だそうですが、全く知らなかった!
ネトフリのオススメに突如あがってきて観たのでした。
調べてみると、小出恵介がさんまさん役でクランクアップしてたが不祥事を起こしてお蔵入りになりかけたとのこと。
1度撮り終えたものを再度、役者を変えて撮り直したそうです。
玉山鉄二さんがさんまさん役です。
雰囲気とかめっちゃ男前ですが、だんだんとさんまさんに見えてくるような…
そして、ジミーちゃんの役を演じてるのは中尾明慶さんなんですが
これがそっくり!!!!!!
めちゃくちゃ上手い!!!!!!
本人が中に入ってるのかと思うほどジミーちゃん!!!笑
こんなに上手い役者さんだったんですね。
ストーリーも笑えるコメディタッチなのかと思いきや……
ドラマとしてもすごく丁寧に作られていて見応えありました。
でも1話からめっちゃ笑いました。私は久しぶりに涙がでるほど笑いました笑
そして大爆笑のあとに号泣。
ジミーちゃんがさんまさんを全面的に信頼している事が分かるのと
さんまさんて本当に優しい人なんだというのが分かります。
「この世に笑えないことはたくさんあるが、それをおもしろいと思って笑ったら全部勝ちになる。そういう風にできてる」
さんまさんの名言が沢山出てきて…ところどころ感動しました。
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少し余談ですが…知ってる人も多いと思いますが
あの日航機墜落事故の飛行機に搭乗予定だったさんまさん。
いつも新幹線を使うのに、新幹線のチケットが取れず飛行機のチケットを取ったようです。
当日、その日たまたま仕事が早く終わり1本早い飛行機で帰ったそうです。
その経験があって
「生きてるだけで、丸儲け」と思ったそうなんですね。
で、その頭文字をそれぞれとって
「いきてるだけで、まるもうけ」
「い まる 」
子供の名前を「いまる」ちゃんにしたんですよね。
また余談ですが、私、以前道でさんまさんに会ったことがあり
写真を撮ってもらった事があります。笑
写真を断らないことでも有名ですよね。
こういうエピソードからも人間味溢れる人だなと伝わってきます。
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このドラマを最終回まで観て思ったのは
人の人生って
「誰と出会うか」がものすごく大事なんだということです。
何をやらせてもダメで怒られてばかりだったジミーちゃん。
もし、一般社会で生きていたらとても窮屈な人生だったかもしれません。
でもそんなジミーちゃんの隠れた面白さを
さんまさんが見つけた事で
結果的に芸人としてではなく、画家としての才能も発揮することになった。
自分でも見つけられない自分を
認めて優しく受け止めて見つけてくれる人に出会えたなら
どんなお金持ちになるよりも
幸せなことなのではないか、とJimmyを観て感じました。
とってもとっても良かった。
オススメ作品です!