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泥濘の食卓のnuunのレビュー・感想・評価

泥濘の食卓(2023年製作のドラマ)
4.0
毒親に育てられた自己肯定感の低い主人公が2周りくらい年上のバイト先の店長と不倫する話。店長の奥さんや息子とも別の関係として出会って関係を築いて行く。客観的に観ればものすごくいびつな関係だけど、主人公がどこまでも純粋で、悪気がまったくないどころか善意100%なのが、感動させられる。
田舎独特の閉塞感が強くて、終始ダウナーな雰囲気の世界観。気持ち悪いのに心地良い。幸せなわけないのに、このままずっとこの状態が続いてほしいと思ってしまう不思議な感覚。BGMも世界観に合ってて良かった。
齊藤京子の表情がすごく良い。ただししゃべるとハキハキしすぎてて、主人公のキャラクターからずれてしまう感はあった。脇役はみんな名演技。

実写版「推しの子」のアクア役と有馬かな役が片思いのカップルの関係で出演。キョコロヒーの二人が叔母と姪の関係として出演。どっちも好きな番組だったけど知らずに観てたので出てきたときはテンション上がった。
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