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レッスン in ケミストリーの大量の本のネタバレレビュー・内容・結末

レッスン in ケミストリー(2023年製作のドラマ)
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このレビューはネタバレを含みます

良作だけどリミテッドシリーズなのが勿体無い。3シーズンくらいかけて丁寧に描いた方が良くなってた気がする(おそらくブリーラーソン起用のためか)

実話っぽい感じで始まるが、そうではなく、ベストセラー原作のフィクション作品。
実在の科学者ロザリンドフランクリンがモデルになっているっぽい(ロザリンドフランクリンはちょうど鑑賞終了日の7月25日が誕生日とのこと)

元科学者が料理番組のホストになる話だが、展開の速さが気になるところ。
ストーリー展開上、「6時の夕食」なる料理番組は数ヶ月しか続いてなかったのではないかってくらいすぐホストを降りてしまう。さすがに急な感じがする。

娘の死んだ父親の出生の秘密を辿るストーリー展開のなかで、高速道路建設に反対する黒人弁護士を支援したり、女性の社会進出を奨励したり、60年代にやることやってる感じは、なにか白人の贖罪みたいなものを見せられている感じがしないでもない。

このあたりももう少し時間を使って丁寧に描いていたら見えかたも変わっていただろうし、第二のマーベラスミセスメイゼルになれたかもしれないので本当にリミテッドシリーズなのが勿体無い。
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