心跳/Skip a Beat
安厦(アンシア)グループの社長グー・イー。仕事もプライベートも冷淡で自己を貫いているが、数年前の交通事故の後遺症に苦しんでいる。そんな彼を支えているのが、秘書であり恋人でもあるチアオ・ジン。ジンはイーからどんな理不尽な扱いを受けても、耐え支えていた。ある日、イーの幼なじみであり、親同士が決めた婚約者バイ・ユンがイーと結婚するために帰国する。
ジンはイーの同伴者として参加したあるパーティーでユンから嫌がらせを受ける。イーはジンを助けず、ユンの味方をする。ジンを助けてくれたのは、ユンの従兄で建築デザイナーのバイ・イエンだった。翌日、会社にはユンの姿があり、入社したという。ユンは秘書として有能なジンがイーから信頼されていると知ると、ジンへの嫌がらせを始める。ジンはイーの母親から呼び出され、イーと別れるように言われる。
ジンはイーの母親から呼び出された帰り道、車の中で急な体調不良になり、偶然通りがかったイエンに助けられる。翌朝会社に行くと、イエンに助けられている様子の写真が社内に広まっており、イーは勘違いしジンを冷たく責める。翌日のジンの誕生日、イーは一緒に過ごそうと言ってくれたが結局は現れず、ジンはイーから離れるため会社を辞め、家も出ていく。
ジンに対するイーの執拗な追跡から救ってくれたのはイエンだった。しかし、イーはイエンの仕事の邪魔をするようになり、ジンはイーのもとに戻ることに。ジンが戻り喜ぶイーだったが、ユンとの結婚の話はそのままで、数日後に婚約式を控える。ジンは婚約式後にイーから離れると心に決めイーを支える。婚約式に行く車の中で、母親からジンのことを聞かされたイーは…。
実家に戻ったジンのところにイエンが訪ねてきた。好印象のイエンを大歓迎するジンの両親。そこに、ユンとの婚約を破棄したイーが現れる。ジンの弟から翌日がジンの誕生日だと聞いたイー。この前ジンの誕生日は終わったはずなのに?なぜ?ジンが今までイーに伝えていた誕生日は初恋の人の誕生日で、彼はイーとの交通事故で亡くなり、彼の心臓は事故で移植が必要になったイーの中にあると告げる。
ジンはイエンから一緒にフランスに行こうと誘われる。一方、衝撃の事実を知ったイーは、仕事も手につかず、食事も喉を通らず、自暴自棄になる。ジンを忘れられないイーは、1年間だけでいいから側にいてほしいとジンに頼む。ジンはあの事故の真相を調べる協力をしてくれるならとイーの要求を受け入れる。
ユンとの婚約破棄で家から追い出されたイーは、ジンの住む家に転がり込む。ジンのためにと慣れない家事をしてジンを待つ。しかし、ジンがイエンと食事をしていたと知り、それを責めてしまう。怒ったジンはイーのことを家の外に出す。イーは、自分がジンにしてきたことを思い出し、ジンに申し訳なかったとわびる。
ある朝、お弁当を作り外出するジン。そのお弁当の理由を知ったイーは、こっそりジンをつけ見守る。翌朝、イーはジンの友人が仕事のトラブルで花が大量に余ってしまって困っているのを知ると、露天販売を提案する。なかなか売れずにいたが、ついに花を完売し、即席で指輪を作り、ジンにプロポーズをする。
イーの最近の行動を問題に思った父親の安厦グループの会長が、休養先から戻ってきた。イーもジンも交際を反対されるが抵抗する。ルイの協力で4年前の事故に関係している可能性がある人物が分かった。それは会長の個人秘書をしていたヤオ・シュンドーという人物だった。その名前を聞いて、イーはある記憶がよみがえってくる。
グー家の会食の場に会長に付き添って現れたのは、会長の婚外子スー・ジュエンだった。ジンが死んだと思っていた初恋の人だ。会長はジュエンを事業開発部のチーム長に任命し、義弟に当たるイーを手伝わせると発表する。反発して退席するイーと彼の母親。イーは、ジンの家からも追い出される。物腰柔らかく入社したジュエンはすぐに成果を上げた。
ジンはイーとの関係を終わりにしてジュエンとつきあおうと思うが、イーへの気持ちを断ち切れずにいた。イーはジンに「別れた」と言われ苦しみながらも、必死に自分を保とうとする。一方ジュエンは、ジンとの関係を続けながら、ある目的のためにユンに近づく。ジュエンはジンを同伴して、イーやユンが出席する慈善オークションに姿を現す。
イーはオークションで高額落札したネックレスをユンに謝罪の意味で渡す。ジンは体調の異変を感じ、病院へ行く。なんとイーの子を妊娠していた。ジンの気持ちと妊娠を知ったイーは、今度こそはプロポーズを成功させると社員たちに協力を頼む。ジンの妊娠、イーの計画を知ったジュエンは、そのことをユンに話す。
イーはプロポーズのために、ジンを呼び出す。タイミング良く、ジンのもとに社長の指示だという迎えの車が来る。ジンはそれに乗り込むが連れていかれた場所で待っていたのはユンだった。ジンとユンは口論になり、ユンはジンを突き飛ばしてしまう。その結果、ジンは流産してしまった。
国内初のコンサートというユンの晴れ舞台。ユンの演奏中、ジンが録音していたジンとユンの口論が暴露され、警察に通報したことにより、ユンは逮捕されてしまう。ジンのもとへ、ユンの母親が謝罪と示談の話し合いのために訪ねてくるが、ジンはそれを拒絶し、今後も示談に応じる気はないと言い放つ。
イーは拉致されたジンを助けようとして刺されてしまう。自分の命をも懸けたイーの行動にジンは心を動かされる。ジュエンはジンからイーを愛していると言われ、イーを陥れる計画を実行する。イーのもとに入札案を公開しろという脅迫電話が入る。ジンとの連絡もつかず、また拉致されたかと焦ったイーは、大切な入札案を流出させてしまう。 月額¥976で登録
ジュエンが安厦グループの社長に就任し、イーは工事現場へ異動になる。慣れない現場作業に戸惑いつつも現場の仲間と懸命に力を合わせ、起業のヒントを得たりするなど、ジンの支えもあって頑張っていた。しかし、現場で事故が起こり、部下が大ケガをしてしまう。その責任をイーも問われることになった。
事故の責任はイーにはないことが分かった。イーは、安厦を辞めジンと起業することを母親に話す。イーとジンが暮らす家にジンの母親が訪ねてきた。ジンの母親がイーとの交際に反対するため、イーは交際を認めてもらおうと誠心誠意を尽くす。イーの父親であるナン会長の体調が悪化する。ジュエンが勝手に主治医を変えたことに、イーの母親は不信感を持つ。
ジンの母親に交際を認めてもらうために、イーは自分の母親に協力を求める。イーの母親は息子の命まで懸けたジンへの気持ちを認め、イーに協力する。2人の母親に交際を認めてもらったイーとジンのもとに、以前、入札案を流出させた社員がやって来た。あの流出事件は、イーが兄弟同然だと思い全面的に信頼していたルイの仕業だった。
イーの父親で安厦グループ会長のナンが亡くなる。弁護士の読み上げた遺言書の内容は、イーの母親ペイには受け入れ難いものだった。ペイは遺言書の偽造を疑うが、イーは受け入れる。しかし、父親の遺品の中にイーが子供のころ遊んでいたブロックがあり、その中の1つに数字が書いてあった。何か父からのメッセージがあるとしか思えない。
ジュエンの、安厦グループ会長の就任式。そこにナン前会長が生前残していた遺言の映像が流れる。それは遺言書の内容とは違うものだった。遺言書はジュエンによって改ざんされていたのだ。イーは安厦グループ会長となり、ジンとともに新しく考えていた事業もスタートさせる。イーとジンは、まだ入籍をしていなかった。そこで、母親たちがあることを考える。
出だし、CEOの男主と秘書の女主、付き合ってるのに彼女とは思えない扱い方に腹が立って別れろ!と小言を言ってしまう。男主に婚約者現れ、まるでそっちが彼女かのよう。女主、男主と別れる。スッキリした。でも…
>>続きを読むすんごい身勝手なceoとその恋人秘書のお話。
そこに色々たくらんでいるフィアンセ(期待の新進ピアニストというわりにしょぼい)や会社を乗っ取りや親の思惑などが色々絡んできます。
ドラマ冒頭部分のルオジ…