カルピス

マスターズ・オブ・ザ・エアーのカルピスのレビュー・感想・評価

4.0
まず、オースティン・バトラーさんがカッコ良すぎ!
ルックスもそうだけど、やっぱり声が本当に渋くてたまらない!

スティーブン・スピルバーグ監督とトム・ハンクスさんが関わる「プライベート・ライアン」から「バンド・オブ・ブラザーズ」、「ザ・パシフィック」へと続いてく第二次世界大戦を題材にしたドラマ。
今作では航空部隊にフォーカスを当てており、敵地に向かって爆撃をする第100重爆撃大隊の兵士たちがメインとなる物語。
ま〜その空中戦がとても迫力があり、それだけでもドラマを見る価値は大きい!
地上で戦う兵士達のとても過酷な戦場と同様に航空部隊も過酷!
特に第100重爆撃大隊は日中に爆撃を仕掛けに行くため、目標地点に向かうと確実にナチスの戦闘機が襲ってくる!
機動性の低い爆撃機にとって恐ろしいハエどもちょこまかと襲ってきて堕とされてしまう恐ろしさ。
さらに爆撃で死なずに脱出しても、降りる地上は敵地のど真ん中だったりするから結果的に最悪!
とは言え、戦争条約があるためナチスに捕えられても必ずしも殺される訳ではなく、捕虜収容所に連れて行かれて、生き残ることはできる。
ただ、時として運が悪いと悪意あるナチス兵に殺されたり、一般市民に殺されたりするから、なんだかんだ航空部隊の過酷すぎる!
ドラマで何度出撃してほぼ全滅状態で帰ってきたことか!
その度に新しい兵が来て、新キャラが増えて行く。

そのキャラに関して、「バンド・オブ・ブラザーズ」の時は3話ぐらいでやっと人物の顔と名前が一致していく感じだったが、今作は主役にオースティン・バトラー、脇役にバリー・コーガンのお陰で、他のキャラも覚えやすかったですね。
カラム・ターナーさんも魅力的な役者さんで、ジェームズ・フランコさん似た雰囲気がある。

こうゆうドラマが数年に一度、作られることで戦争の悲惨さを伝えていくのは大事ですね。
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