Kazuchan

おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!のKazuchanのレビュー・感想・評価

3.8
結論としては、ドラマとして面白かった。
キャストがなかなか皆さん芝居が好きだった。
ゲイのカップルも嫌悪感を感じない自然な感じだった👍🏻

誰もが生き易い 多様性 を唱えたドラマ
原作は未見。
原作ありきだから仕方ないのかもしれない。
主題がボケてしまうから致し方ないのかもしれない。だけど、

新しい(今の時流)考え=正義

古い(昭和)考え=悪

そういう図式にしか見えなかった点が違和感。
そもそも主人公のオッサンが 今 の考え方にupdateして行くというお話。

僕は主人公ほどオッサンでもないし、Z世代でもない。真ん中に居るからどっちの言い分も頷く事ができる。
確かに、マイノリティーを否定する文化というか社会って優しくない!
でも、
主人公やその上司(渡辺哲さん)のようなゴリゴリの昭和オジサンを全否定!しているように見えた。彼らの頑張りがあったから、戦後の経済も🇯🇵復興しただろうし、彼らの悲哀というか流した涙や汗があった筈。そこへのリスペクトは感じられなかった。

世の中は確かにmildになった。
夜の歌舞伎町も歩けるようになった😁
でも、経済は不安定になり、少子化、色んな問題が増えて、変な奴=危害を与えるアブナイ奴が増えた!
闇が深くなった…
本当に、この時流🇯🇵が正しいのか?
僕は、少し疑問に思えてしまった。

スタ様の「デモリションマン」を思い出した。
平和過ぎる社会に突然!現れた暴力装置に人々は困惑する。平和の代わりに自由を統制され、地下へ逃げ込んだ人達はレジスタンスになる。ラストに事件を解決した主人公がレジスタンスへ言う。

 お前は風呂に入れ

そして、綺麗に生きてる地上の人へ言う。

 お前は少し汚れろ


バランスがだいじ!
😌
何が言いたいか?というと、
何かだけが正しい!
ではなくて、
今の考えも、昔の考えも、いいね👍🏻
あなたも、私も、、、違いを認め合えたらいいのにね
それが本当の多様性なんじゃない?ということ




最終回のゲイカップルの母親(松下由樹さん)が息子に言う。

 私は、あなたが選んだ方につく

そこはほっこりした☺️❤️
Kazuchan

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