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アイドル誕生 輝け昭和歌謡のABBAッキオのレビュー・感想・評価

アイドル誕生 輝け昭和歌謡(2023年製作のドラマ)
4.0
 2023年NHK。1970年代、山口百恵が「アイドル」として君臨し、ピンクレディが台頭、山口百恵は引退の道を歩む。その軌跡を阿久悠を中心として描くドラマ。阿久悠役には宇野祥平。作曲家の都倉俊一、百恵のプロデューサー酒井政利がパートナー、ライバルとして扱われる。70年代芸能史を知る者には面白い、当時の再現がよくできている。鎌倉殿の十三人をプロデュースした吉田照幸が参加。
 全体としてやや尺が短く、描写不足の感もあるが、考証はしっかりしている印象。老年になった阿久と酒井が語り合う場面、
阿久「俺たちが死んでも、歌は残る」
酒井「それでいい」
阿久「ああ、それがいい」
のセリフがよかった。
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