2019年NHKドラマ。24年正月に再放送で視聴。時代劇を細々とり続けている京都の撮影所にNHKから撮影依頼が来て、最新機材で時代劇をとりたいとの要望。殺陣は一流だがセリフがダメな切られ役一筋俳優が主役に抜擢されて、という話。
NHKならではの最新機材を用いた映像で、時代劇の撮影自体をドラマにするというメタ時代劇。主役に抜擢されるのは内野聖陽、その妻で元くノ一女優に水野美紀、撮影所の監督が石橋蓮司、カメラマンが本田博太郎、所長が伊武雅刀、NHKのテクノロジー担当で時代劇オタクが柄本佑、主役のライバルが中村獅童、また里見浩太朗が里見浩太朗役で登場。
最新機材映像で時代劇を撮ったらどうなるかという映像と、時代劇を愛してやまない人間たちのコメディタッチの群像劇として明るい出来。1度失われたら取り戻せないだろう時代劇のノウハウの継承につながってほしいもの。
