たった3話だけど3話とも実によかった、原作は未読ですが直木賞作家で2021年に亡くなった山本文緒さんなんですね、どうりで若年の経済弱者への取材も丹念になされて非常にリアルに感じました。松本穂香が演技うまいのは当然として(母親の鶴田真由の老けメイクも手抜きなし)、無職になった藤原季節の演技というか空気感が特にリアル。実際にああいう若者ていまどのくらいいるんでしょうか。タイトルはこの希望らしい希望がもてない生活から抜け出れないこととどう関係してるのだろうか。小説ふくめもっと話題になってもおかしくない作品、映画化もしてほしい