暮色涼風

ツイン・ピークス シーズン2の暮色涼風のレビュー・感想・評価

ツイン・ピークス シーズン2(1990年製作のドラマ)
5.0
毎回、先の読めない展開で引き込まれたのは、「観客にも役者にすらもローラ殺しの犯人を最後まで教えたくなかった」とメイキングで語る、リンチの意図があったからだろう。
確かに、犯人を明かすシークエンスは感動したけど、犯人を明かした後は中だるみに入ったように感じた。

必ずしも答えを出す必要はない。
秘密は明かさない方が、魅力を保てる場合もある。
謎のまま終わるということは、可能性を残すということ。
そんなことを学ばせてもらった傑作。

後半の、リンチが監督に戻ってからが、尋常じゃないクレイジーさ。

最終話とは気付かずに最終話を観終わって、あとディスク何枚かなとワクワクしてしまっていた。
暮色涼風

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