「…。」
ローラ・パーマ殺害の犯人が解ってから、かなりのスローペースになった。（しかも変な恋愛要素が強くなった）
16章まではリンチぽさが色濃くあり、シナリオ、キャラクター、サウンドトラックとどこを取っても完璧に近かった。
そこから最後の2、3章ぐらいまでは残念。個人的に嫌いではなかったけど、求めていたものではない。
ラストの29章でまた一気にリンチ様が帰ってきた。赤いカーテンの部屋、夢から悪夢に突き落とす。最後のカットも良き良き。でも、これ、新シーズンあるのわかってるから許せるけど、当時の人からしたら、たまったもんじゃないやろうな。ただ恐怖をみせられたって感じで。
いくら30年以上前とはいえ、これを当時テレビで放送してたというのが信じられない。確かにある程度はポップにしてるけど、このキマりきったリンチクオリティーをお茶の間は楽しめたのだろうか…？
