西炎(せいえん)国、辰栄(しんえい)国、皓翎(こうれい)国が覇権を争う世界。皓翎国の王姫という身分でありながら流浪の身となった小夭(しょうよう) (ヤン・ズー)は、辿り着いた清水(せいすい)鎮で男性医師・玟小六(びんしょうりく)としての人生を生き始める。そこでの暮らしはつましくも平穏だった が、ある日、小六が身元不明の瀕死の男性(ドン・ウェイ)を連れ帰って看病したことから再び運命の歯車が動き出す。小六に命を救われ葉十七(よう じゅうしち)と名付けられた彼は女性と見抜いた小六の元に留まって彼女に尽くし、小六を利用しようと近付いてきた辰栄軍の軍師・相柳(そうりゅう)(タ ン・ジェンツー)からも守ろうとする。一方その頃、身分を隠した一人の男(ジャン・ワンイー)が清水鎮に現れて酒屋を開く。彼の正体は西炎王の孫・瑲 玹(そうげん)。小六がまだ幼い小夭だった頃に生き別れになった従兄だった…。
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