このレビューはネタバレを含みます
悪意も恨みない殺人。
初めは成り行きで衝動的に殺してしまった主人公が、悪夢と罪悪感にうなされる姿から、だんだんと表情のない殺人マシンに変わっていくさまがとてもよく演じられていたと思いました。
各人物の人となりが描かれつつ、序盤中盤終盤で話の色が変わっていく流れは流石のストーリーテリング。webチューン原作とのことですが、作家さんの創作力はすごいですね。また所々に配置された眩暈がしそうな描写や演出も良かったです。
ソンソック氏、カッコいい。そばにいたら怖くて話しかけられなそうなので、少し遠くから見ていたい。