このタイトルで「サラリーマンNEO」の布陣ならコミカル路線かな?と思わせながら着地点はそれぞれの孤独や違いを認識しながら繋がっていく優しい世界観の話であった。
脚本の森野マッシュの前作の「ケの日のケケケ」も似た傾向だったのでそういう部分への視野が広い人なのかもしれない。
ナオキとホナミの本人とアバターはそれぞれ素晴らしい演技で後半では同化しているようにさえ感じられた。
演者は皆持ち味を活かしてよかったのだがやはりこの四人は別格。
野間口徹には更にマイペースで、この作品で知った倉沢杏菜ちゃんには今後の活躍を期待。