ライ麦畑でGIGをしてのドラマ情報・感想・評価

世の中とそりが合わず職を転々とし、彼女に振られ、年老いた父、認知症を患う母と同居中の金田孝雄（松本利夫）。 金田は音楽事務所の派遣社員として働くことになり、クセの強い社長の霜（中田彩葉）や所属アーティストに翻弄されながらも少しずつロックに目覚めていく。そんな中、事務所唯一の売れっ子・パティ（上地由真）が失恋を理由に引退すると言い出す。

小さな音楽事務所の派遣社員として働き始めた金田（松本利夫）は、自分と入れ替わりで会社を辞め人生に絶望し自暴自棄になっている丸谷（川本三吉）と出会う。金田は丸谷のためだけにロックフェスを開催すると宣言し出演者集めに奔走するが、僧侶の絶芯（大塚明夫）が修行で立てこもり、会場となる予定のライブハウスが使用できないという緊急事態に直面する。

「真のアーティスト」を発掘するため、ライブハウスを渡り歩いていた金⽥（松本利夫）に話しかけてきたのは、高校の同級生の直子（矢沢洋子）。直子は、はちれる怒りを曲にするバンド「全身⿂の⽬トレイン」のボーカリストだった。直子に淡い恋心を抱いた金⽥は、「全身⿂の⽬トレイン」のマネジメントをしたいと申し出る。バンドメンバーも前向きになってきたところで、直子がバンドを始めた本当の理由がある人物への復讐だったことが発覚する。