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涙の女王のseonaのネタバレレビュー・内容・結末

涙の女王(2024年製作のドラマ)
4.4

このレビューはネタバレを含みます



正直にレビューするのでこの作品に☆5.0評価する方はスルーしてください。


キムスヒョンとキムジウォンが夫婦役でヲタクへの福利厚生が手厚いドラマ。俳優陣の演技力(特にキムスヒョン「泣き」の演技)のおかげで、ありえない展開でもそこそこ納得してしまう恐ろしさ。ヒョヌヘインと一緒に笑って泣いて毎週月曜は充血したまま通学してた。個人的には7話のラストが衝撃すぎて一晩中泣いてた気がする。tvNと脚本家は俳優陣にボーナス渡した方がいいと思う。

それでも、15話から展開が 『花より男子(韓国版)』『シークレットガーデン』になってて 10〜15年前くらいのドラマを観ている感覚?不時着は舞台が北朝鮮だったから拳銃やトラック殺人は違和感なかったけど、現代韓国では現実感がない展開でキムスヒョンとキムジウォンじゃなければ離脱してたかもしれない。 私たちはキムスヒョンとキムジウォンがイチャイチャしてるところが見たかっただけなのに...

不満爆発のラストシーン(まさかの墓エンド)は「ドラマで伝えたかったこと」を最後に持ってきたかったんだろうけど、2521の反省を活かしきれてなかったと思う(同じ放送局なのに)伏線は確かに張ってたけど、エピローグに持っていけばよかっただろうに... って感じ。(最後の2話で監督版買う気失せた)そこの伏線回収するよりも13話エピローグのビデオレターをヘインが見るシーン見たかった。

個人的にはユウンソンを2番手としてもう少し共感できるキャラクターにして欲しかった。ヒョヌ派かウンソン派かで盛り上がれるドラマの方がよかった。あそこまでサイコな役が続くと悪役しかオファー来なさそう。モスリは刑務所なのになんでウンソンは銃殺なんだよ... どうして男性の悪役は死ぬことでしか罪を償わせてもらえないのか その謎を解明すべく我々はアマゾンの奥地へと向かった───
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