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アンチヒーローのPoMooNのレビュー・感想・評価

アンチヒーロー(2024年製作のドラマ)
3.7
最終話まで視聴。
「ザ・日曜劇場」という感じでオーバーだけど、特に最終話、野村萬斎と長谷川博己の法廷でのやり取りは迫力あり見応えもあり、引き込まれた。

正義とは?白と黒では言い得ない。
潔白な弁護士ではない所、自分の過ちを傷として持ち、そこを悔いていく、異色で面白かった。検察側との対立も見ものだったが、最後のどんでん返し?に近い物も痛快だった。

『殺意があって人を殺そうとしてできなかった者、大事な人を守るためにやむを得ず人を殺した者、罪が重いのはどっちなのか?』
正義とは何か?正義は一つじゃないって事よね?

若く常識的で、まっさらな弁護士赤峰(北村匠海)が、明墨弁護士に懐疑的な所から協力的に変化していく様子も興味深かった。

長谷川博己ちょい苦手で、全くノーマークのドラマだったが、見終わり高評価に変更。
No.609
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