脚本家政池洋佑はノーマークだったが、月9でないのに月9なみの恋愛ものクオリティをキープできてた良作、最終回がベタ過ぎること以外は。途中で結婚詐欺で逮捕させて実刑にかけるところは普通の脚本家は採用しないチャレンジングな設定ながらあれで抜群にスリリングな作品になった。やはり性格ハンサムに生まれ変わった八嶋智人といったんは結ばせてほしかった、ラストはあまりにも旧来からの少女漫画だった。ベテランの沢村一樹と筒井真理子は普通に良かったが、鈴木愛理の技量が弱い。もっと演技の勉強するか、サッカー選手と結婚して彼のプライベートサポートに回って下さい。男性の上杉柊平も同じく技量がまだまだで、どうにかタッパでカバーできているようなもの。和牛片割れはコントのような漫才を普段からやってるからか意外にもきちんと演技できていた。なんといっても八嶋智人はふてほどに続く脇キャラながらあいかわらず抜群に活きてる。松本まりかはキャリアが長いだけに、自分の売りをよく知っていて、実に彼女向きな作品だったと思う、和菓子がまずくなったとかズバリの気持を伝える箇所はとても演技に見えないくらい真に迫ってた。自分の売りという表現をしたが、あのアニメ声は苦手な人もそれなりの割合いるはずで、伊藤沙莉のしゃがれ声と同じく個性が強いからこそ脇役から主役に上り詰めた人でもある。今後も一定人数に嫌われながら存在感を発揮するプレイヤーでいてほしい、めざせホリディラブのクレイジー愛人役に並ぶヒット作品
