宴会の仕出しに行った時に火事に巻き込まれたお初。その時のお初の姿を見たお初のもとに根岸肥前守鎮衛が訪れる。
不思議な話しを集めるのを手伝ってくれないかと言われる。
そんな中、子供が殺される事件が起きる。
お初(上白石萌音)霊感があり性格は、しっかり者。
古沢右京之介(京本大我)与力見習。お初と共に行動する。父親の言いなりゆえ“そろばん玉”と言われている。算額で頭がいっぱいになる。
根岸肥前守鎮衛(坂東彌十郎)南町奉行。
六蔵(満島真之介)血の繋がりはないがお初の兄。
古沢武左衛門重正(髙嶋政宏)右京之介の父。「赤鬼の古沢」と言われる吟味方与力。
内藤りえ / 大野屋りえ(倉科カナ)安之介の妻。
およし(野波麻帆)お初が働く飲食店の女将。
内藤安之介( 味方良介)死霊。
吉田沢衛門兼貞(和田正人)内藤の変化に気づいていた。
小野重明(宮野真守)右京之介の叔父。
桜蓮尼(坂本冬美)道光院 庵主。
「あの時、誰と話していた?」
「不思議な力なんて、あるはずございません」
宮部みゆきだし、オバケがらみだし、時代は江戸だし何だか面白そうだなと思って録画しといたやつを鑑賞。
江戸で起きている事が過去に関係あるサスペンス要素の中にホラーも交わって、どちらも楽しめる。
魚油のニオイ、おみくじ、倒した墓、犬の死、頭巾、不義の子、夏祭りも印象的。
「色と欲よ、この世にこれほど大きいものはないわよ」
「大丈夫じゃないから助けて欲しい」
どの時代も結局心の強さなんだよなぁ…と思える。幸せが続くか続かないかも…。
掛け軸の絵の後ろ姿の謎とか恋の行方とか続きがあっても良いのでは。連続ドラマ化したら、もっと面白くなりそうな気がしました。