第2次世界大戦の開戦時に離ればなれになったユダヤ人家族が、再会するために全力を尽くす様子が実話に着想を受けて描かれた作品。

“生き延びた”という意味ではたしかに“幸運”だったのかもしれないけど、これを幸運だと思えっていうのも残酷な時代だなって感じました😔
涙が枯れ果てるかと思いました。
早く1945年になってって何度も思いました。

ローガン・ラーマン目的だったけど、観てよかった作品でした。
改めて平和の大切さを痛感しました🕊️

第二次世界大戦を背景にしたドラマ、
戦争の恐怖と混乱を、
被害者である市民の目線から描いた作品である。

戦場での勇敢な兵士や政府の動きではなく、
家を追われ、財産を奪われ、命の危険にさらされながら、
戦争の犠牲となった一般市民の苦しみと、
生き抜こうとする人々の強い意志を描写している。

【幸運】の意味も考えさせられる、とある家族の実話である。

軍人が突然家に現れ、銃を突きつけ、
家を放棄するか、
その場で撃たれるかの二者択一、

さらに、逃げる途中での強奪や暴力、
食料の欠乏、そして生命の危機が続く中で、

私たちは幸運だった・・・

細部にまでこだわった芝居、
演出と撮影、そして美術等スタッフワークも圧倒的だ。

主人公たちがドイツ軍に対する怒りや絶望の中でも諦めない姿勢を、
コートの裏地に隠しポケットを縫い込む、
靴やパンの中にまでモノを仕込むなどの細やかな行動や執念を表現するなど、

視聴者は彼らの恐怖や苦しみを自分のことのように感じることができ、
まさに「当事者意識」を誘引し、

2024年現在でも世界中で起きている状況と感情と場所も、
文字通りの地続きだということを再認識させられる。

ドラマの最後に映し出される写真や8ミリ映像も、
物語の余韻をさらに深め、視聴者に強い印象を残す。

• #私たちは幸運だった

ちょっと前まで家族揃って食事をし、音楽を楽しみ、みんなで笑って過ごしてたのに
観ている間これを何回感じただろう
ユダヤ人の虐殺、迫害ってこういう事だったんだ…
知ってるって思っていた自分が恥ずかしい
なんにも分かってなかった

それにしてもこれを映像化できた事が本当にすごい
家族みんなバラっバラ
生死も分からず、それぞれが地獄の毎日を過ごす日々
（しかも年単位）
ジョーイキングが主演とあるので、彼女目線の作品？
と思ったら、そうではなく全ての人物が平等に描かれている
これを8話のドラマにまとめ上げ、さらには映像も役者の演技も徹底してるという素晴らしさ

初めて目にする俳優さんも多く、家族構成などが最初は把握しにくかったけれど、3話4話と進んでいくうちにちゃんと分かってくるので大丈夫
このあたりの歴史に興味のある方には、とてもオススメしたいドラマ
自分は生きる力と勇気をもらえた