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JFK: Destiny Betrayed
オリヴァー・ストーン監督の映画『JFK』がアメリカ中で大きな話題となったことで、ジョン・F・ケネディ元大統領の暗殺事件を再調査すべく“暗殺記録再評価委員会”が設立される。そしてこの委員会によって明らかになった、“新証言”の検証が始まる。さらに事件当時に遡り弟のロバート・ケネディが抱いていた「複数の犯人が関与していたのでは?」という疑念や、ウォーレン委員会の陰謀に迫る。
ウォーレン委員会が出した結論の矛盾と異常性を浮き彫りにする。そしてケネディを殺害したとされる“魔法の弾丸”について、証拠や時系列を照らし合わせることでその不可解な裏側の解明を試みる。あわせてケネディが存命中に目指した外交政策を紹介し、それに対する反発や衝突を振り返り、当時ケネディが置かれていた状況を整理する。
ケネディの死体に関する重要な証拠が意図的に消されている可能性への言及や、検視写真が改ざんされたのではと疑う当時の関係者の証言などを通して、死体検視における不自然な状況を再検証。ウォーレン委員会の報告と食い違う証言や矛盾の数々が明かされることに。さらにキューバ危機やベトナム戦争におけるケネディの主義や政策を振り返り、平和を追求したケネディと戦争推進派との確執や攻防に焦点を当てる。
ケネディ暗殺の犯人とされたリー・H・オズワルドとは何者なのか。最終章ではオズワルドを巡る証拠や、CIAとの結びつき、経歴を洗い出すことでこの人物の真の姿を問い直す。そして「平和の戦略」演説や様々な活動を通して世界中に平和を訴えてきたでケネディの暗殺がアメリカのみならず世界に与えてきた影響を振り返り、ジョンソン政権によって転換したアメリカが各国にもたらした悲劇にも焦点を当てる。
© 2021 Camelot Productions, Inc. All rights reserved.Photo: John F. Kennedy Presidential Library, National Archives