映画3作目の後の話? 一話完結の話と数話で一つの長いエピソードが2つ
なんだけど長いエピソード2つは、ラストバトルがある最後の話まで行くまでの「途中」って感じのパートがかなりつまらなかった
最後の長いエピソードは、ちさまひがそれぞれ別の職場でストレスをためて最後は一つに集約してカタルシスがあって面白かったが中盤の合宿編はシンプルに全体的につまらなかった
MCUのドラマもそうなのだが「映画2本分くらいのアイデアを無理やり10分割しただけ」という印象
「ちさまひの友情」「アクション」の他にこのシリーズのウリは、監督が社会に感じた疑問などを話や会話の中に落とし込むというエッセイ的要素がある。「ちさまひの友情」「アクション」は好きだが、このエッセイ要素は監督が若者なのだが僕は中年なせいかかなりしょうもなく感じる……ということは自分はこのシリーズを観るにはオッサンすぎるのかも?と思う時がたまにある
でも、最終話で「いかにも死にそうな幸せ描写を散々やりつつ……幸せなままEND!」で終わったのは、くだらない定番を嫌う監督の良いところがでてたと思った
それにしても映画一作目に比べて、ちさまひの成長が凄い。特にちさとは、最初殆ど会話も成立しなさそうな子だったのに今では凄くお姉さんっぽくなった。本作でも成長するし
とりあえずいつかシリーズが終わる時も、主人公が死んでほしくない……が、あんまりそういった定番な展開はやらなさそうな安心感もある