U-NEXT字幕版で視聴
原作未読だが、映像で難聴の聞こえ方が表現されていてとても良かった。聞こえてるけど言葉として聞き取れないその感覚。自分に向けられた言葉と認識しなければ名前を呼ばれても気付けないその感覚が伝わる。
映研仲間のヤスとヨコも太一が大切にしている友達の航平を自然に受け入れ時には太一の背中を押してくれる存在で、男の子の友情ってこんなカラッとしてるんだなと羨ましい。
航平と太一の、こう、何でそれ伝えないの?がもどかしく切なくリアルですごく良い。途中マヤがイラっとさせ更にややこしくするけどこの子がまた良い感じの存在で。こっちの思ってる事全部言ってくれる。
でも私はマヤみたいに鋭くないんだよな
男の子の友情とラブの境界線がイマイチわからなかった自分。だから然程BLを意識しないで観られた。
大学を辞める際のでんでんじーちゃんの言葉、良いなぁ
何かを選ぶ時に寂しいを理由にするなよ
寂しいとてめえの足元すら見失うんだ
足元を照らす明るい道を選べ
太一がやりたいこと見つけた時、足枷になりたくない航平が放った一言「もう太一がいなくても平気だよ」つら…
太一のためにハンバーグの玉葱刻む時涙が溢れて止まらない航平。
あーもー言葉足らずな2人。
二人一緒に壁に並べてマヤに怒ってもらわないと。
川崎鷹也の曲も良かった
ちょいと驚いたのは航平が自分の性的嗜好を自認していたこと。原作では言及してるのかな?
難聴になって一気に自信喪失状態な筈なのに思わずキスしてしまうなんて。この部分だけ太一より優位に立ってる。よほど難聴になる前の航平はイケてる奴だったに違いない。そんな無防備だとまたキスされちゃうよ、とか。何ちゅー恥ずかしい台詞を。
それだけ太一が素の航平に戻したんだな。
宙わたる教室からの小林虎之介で今作に辿り着いた。下剋上球児は視聴中。バッテリーの役者が主役の今作、中沢君の表情たるや、儚げな笑顔や言葉に詰まる☺️、ほんと素晴らしかったです。
小林虎之介はその大きなクルクルのお目々で宙わたる〜とは全然ちがう小学生キャラを見事に演じていてこれまた良かった。
オススメですわ。