このレビューはネタバレを含みます
ドラマの後、映画版を観てからレビュー。ラストは史実に近い映画版とは大きく異なっていた。
噂通りのヨジング怪演だった。
イ・ビョンホンもそうだがその目つき、立ち居振る舞い全てが別人だった。怒りの表情のハソンも純粋さが見てとれ王様の狂気とは違っていた。
ハソンの旅芸人で培った度胸と王に扮する演技力は清々しくチョ内官や都承旨を唸らせたのも面白かった。
途中より王妃との禁断の愛にヒヤヒヤさせられた。チョ内官や王妃や堅物のチャン武官までもがハソンの虜になる様に心が温まった。
その中でも最大の胸熱ポイントはやはり都承旨がハソンに頭を下げて礼を尽くす場面。あれだけ忠誠を誓っていた王を民の為と手にかけハソンを使い政治を行った都承旨、裏を返せば相当な策略家でシンチスが同類というのも頷ける。それが、である。ハソンの行いに忠誠を誓ったあのシーン。
シンチスと大妃のヴィランぶりはお見事でした。