
ミックを狙った銃弾をかばおうとして撃たれてしまった精神分析医のターニャ。かろうじて命は助かったものの、病院で療養生活を強いられていた。ある日、とある駐車場で死体が発見された。被害者はクライミングパークを運営するマティアスという男性。幼なじみのカーステンと共同経営しており、マティアスの妻によれば、パークの入場料金の値上げを巡りもめていたという。病理医マイスナーの見立てでは、死因は頭部外傷で別の場所で殺されたのち、駐車場に運ばれてきたとのこと。そんな捜査の最中、足しげくターニャを見舞うミックは、彼女の友人でアフリカから戻ってきた医師のニクラスと鉢合わせし、2人の親し気な様子に心がざわついていた。
コンサルティング会社の女性社員フィオナが、食事に行った際のレストランで死亡する事件が発生。サラダに混入された塩化カリウムを摂取したことによる毒殺だった。彼女の仕事は企業の人員削減を支援することで、死亡直前に薬局の女性店員ティップに、一方的な解雇を言い渡していた。一方ミックは、ターニャにニクラスとの約束を破棄させ、一緒に夕食を楽しんでいた。しかしそんな時にもニクラスの呼び出しに応えようとするターニャに複雑な思いで、心穏やかではない様子。そんな中、上司のマーティンが広報部長に昇進したことで、署長の後任の座を競ってアンドレアスとマイスナーは火花を散らしていた。
人気作家のアーニャが自宅で殺害された。死因はワインに混入された毒物による心停止だった。彼女は恋愛に対してオープンな考えの持ち主で、トーマスとフィリップという2人の夫と複婚しており、トーマスとの間に授かった息子ヴィンセントと4人暮らしをしていた。一方、署では広報部長になったマーティンから、ウェブサイトの刷新に際し、捜査に密着した記事を載せると告げられたミックたち。事件現場へ到着すると、マーティンの秘書でありマイスナーの妹クリスティーヌが現れ、この事件の解決まで同行するとのことだった。そして、署長に抜擢され上司の立場になったターニャからは、“仕事に集中すべき”と、恋愛関係の終焉を告げられてしまう。
ある家で薬理学者のモニカが殺され、夫が遺体を発見し通報。ミックたちは現場の状況から、強盗に偽装した夫が犯人ではと疑うも、交通事故で重傷を負った幼い娘が入院中の状況下で、妻を殺す動機がないと判断。モニカはサプリメント開発会社のトップ研究員だったことから、企業の内部を捜査し始めることに。するとモニカの同僚ルプキーが8日前に解雇されていた情報をつかみ、新商品を巡りもめ事があったのではないかと疑う。そんな中、ターニャから健康診断を受けるよう言われたミックとアンドレアスは、血液採取のためマイスナーのもとへ。しかし魂胆までもミックに似てきたアンドレスが、マイスナーの目を盗み採血した試験管をミックの物と取り変えたことで、その後とんでもない事態を招いてしまう。
司書のカリンが図書館で何者かに殴打され死亡。翌朝、遺体を発見した上司のマリーから、“仕事熱心で司書の手本だった”との証言を得るも、カリンは死の直前、閉館間際の図書館内で性交渉をしていた。 話を聞かされたカリンの夫は大激怒。その様子からアンドレアスは浮気を疑った夫に殺害されたのではと考えるが、カリンはセックス依存症で、セラピーを目的とするグループに入っていたことが判明する。 セックス依存症をウソくさいと否定し、“自制できる”と言い放ったミックは、アンドレアスと共に依存症の団体に潜入捜査することに。だが、恋人ダナの妊娠が発覚したアンドレアスは、心ここにあらずの状態で…。
名門フェンシングクラブで、コーチのディートマーが心臓を刺され即死状態で発見された。アンドレアスはかつて、このクラブに在籍しており、オリンピックを目指す遅咲きの選手ダニエルと再会。その後の捜査で、ディートマーはクラブの会長とは険悪で、若手選手のトーベンとも言い争っていたことが分かる。一方、賭けの結果、1週間クリスティーヌに愛車を貸すハメになったミック。しかし返却されたその日に車が故障し、修理工場では“寿命”と言われ、ショックを隠せないでいた。そんな様子を見かねたターニャから、小型のパトカーをあてがわれるが、ミックはバカにされた気分で憤慨。そんなミックにクリスティーヌは、密かに修理のための部品を探していた。
元サッカー選手ルーディ・モースの邸宅で、作業中の庭師ドラガンが射殺される事件が発生。妻ミミとドラガンの浮気が動機と見て、姿をくらましたルーディの居場所を捜索するミックたち。しかしその後、ミミ宛に身代金の要求メールが届いたことから、投資会社のコマーシャルに出演したルーディに対し、損失を被り逆恨みした投資家が犯人と見て、ルーディ誘拐の解決に向け動き出していた。そしてカネの受け渡し時間が近づき、ミックとアンドレアスは慎重に付近を見張っていたものの、作戦のすべてが漏れていたのか直前で身代金の額が倍になった上、その情報がフリーランス記者に流れていたことが判明し大問題に発展してしまう。
ある夜、35歳以上の非識字者が通う学校で、女教師カローラが何者かにナイフで刺され死亡する事件が起きた。カローラは死亡直前の授業後に、生徒のスージーと修了書を巡り、言い争いになっていたことをつかんだミックとアンドレアス。また、カローラの身辺を捜査すると、彼女には再婚相手の連れ子モーリッツがおり、夫の死後、モーリッツは何かと問題を起こし、カローラの悩みの種になっていたことが分かる。 一方、身重のダナが出産することを決意し、父親になる覚悟を決めたアンドレアス。ミックから“子供が生まれる前に結婚しないのか?”と尋ねられるたびに、“ダナは結婚を望んでいない”と言い張ってきたが、ダナの本心は違っていたようで…。
真夜中の路上で、カップルが男性の遺体を発見。その身元がエッセン警察の刑事ヨナスだと判明し、早速、本部から内部監査部の男女2人がやってきた。彼らはヨナスが賄賂を受け取っていた汚職刑事だと言い放ち、署内に協力者がいないか捜査を始めた。監査部に部屋を占拠されたミックとアンドレアスは、別件の業務を命じられ、監視対象の正面に当たるホテルの一室へと移動。落胆するミックは、警察学校時代の同期だったヨナスが汚職をしていたとは信じられず、アンドレアスと独自に捜査を開始。その後、ヨナスは破産しながらマイホームを建て、その建築をボクシングジムの会長でギャングのハースが株主の会社が請け負っていたことが分かる。
結婚式を直前に控えたウルリケの家で、独身お別れ女子会が開かれていた。そこへ“裸の清掃員”と称して男性ストリッパーが登場。しかしそのパフォーマンス中に男性が突然死する。死因はシアン化物による毒殺。被害者は法学生のダニエルで、ストリッパーは生活費稼ぎのためのバイトだった。ミックたちが捜査をすると、ダニエルの同居人トビアスと金銭を巡りもめていたことがわかる。一方、署では妻との離婚がようやく成立したとマーティンが喜ぶ中、ミックはニクラスがターニャの部屋へ入ろうとする姿をキャッチ。PTSDを抱え、彼女のセラピーを受けるというニクラスに対し、自身とターニャが関係を持ったことを匂わせるが、ニクラスは全く気にも留めていない様子で…。
ある日、森で男性の遺体が発見されたが、不思議なことに体内の血液がすべて抜けており、検死したマイスナーも驚くほどだった。被害者は老舗ソーセージ会社の管理部長シルで、妻とは9ヵ月前から別居し、離婚の申請もされていた。彼の妻によると、自然環境活動家のカルメンという女性によって洗脳され、夫の仕事も人生も台なしにされたという。早速、カルメンのもとを訪ねたミックは、彼女が動物保護に熱心で過激な考え方の人物であることを知る。そんな中、署ではアフリカに戻るニクラスに誘われ、ターニャは同行を検討中だった。そんな彼女を引き留めようとして、ミックは逆にターニャの怒りを買い、2人の仲は険悪なムードになってしまう。
ある朝、ウシの店のカウンターで爆睡中のミックはアンドレアスからの着信で起床。昨日は署の仲間たちと遅くまで飲み明かし、特にマイスナーとは友情を深めていた模様。しかし深酒によって、ほとんどの記憶を失っていた。手にしているブラジャーも、アンドレアスの母ガビの物か、はたまたターニャの物か不明なまま、事件現場へと向かったミック。とある高校で女子生徒のアニャが、何者かに屋上から突き落とされ死亡する事件が発生。教師ハーテルの証言によると、“アニャは親友のロミーと口ゲンカをしていた”とのことだった。さらにハーテルの息子でアニャの恋人ジモンによれば、何者かによってインターネットのシップサイトに掲載された“裸の写真の件が原因”だとのことで…。
公園で男の遺体が発見された。死因は胸を複数回も刺されたことによる出血多量死で、激しい殺意が感じられるものだった。調べを進めると被害者スヴェンは、過去に強盗での逃走時に少女を銃殺した罪で8年の実刑判決を受けた前科持ちで、2週間前に出所したばかりだった。ミックとアンドレアスは、彼の保護観察官だったシャラーを署に呼びよせ話を聞こうとするが、その男を見たターニャとマーティンは胸騒ぎを隠せずにいた。そのシャラーこそ、15年の服役を経てシャバに出てきた、20年前のミックを撃った張本人だったのだ。しかしミックの将来を考えたターニャたちによって、犯人は犯行直後に自殺したことにしていたため、ミックはシャラーのもとへ捜査に行っても気づかぬままだった。

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