サバ

宙わたる教室のサバのレビュー・感想・評価

宙わたる教室(2024年製作のドラマ)
4.2
伊与原新さんが「藍を継ぐ海」で第172回直木賞を取られたので、他にどんな作品があるのかなぁと探していたら、NHKドラマ「宙わたる教室」があるのを知って、鑑賞。
めちゃくちゃ良かった。

実際に、大阪府のとある定時制高校・科学部が、2017年、科学研究の発表会「日本地球惑星科学連合大会・高校生の部」で優秀賞を受賞。それに着想して描かれている。


東京の定時制高校。年齢も境遇もさまざまな生徒がいる。不良の柳田岳人(小林虎之介)。フィリピン人の母と日本人の父を持つ越川アンジェラ(ガウ)。起立性調節障害を抱え、保健室登校を続ける名取佳純(伊東蒼)。高校に通えず働くしかなかった長嶺省造(イッセー尾形)。

訳ありの科学者で理科教師の藤竹(窪田正孝)が赴任してくる。不良の生徒である柳田くんがディスレクシアで本当は頭が良いと言うことを見抜いた藤竹は、科学部を作り彼を引き入れる。藤竹の導きにより、彼らは教室に「火星のクレーター」を再現する実験で学会発表を目指す。

藤竹自身も科学者としてのジレンマを抱え。他の生徒も家庭内の問題、断ち切れない人間関係など色んな障害があり、それを乗り越えて行く様がとても感動した。
一話一話色々考えさせらせた。

やはり、人は誰と出会うか、それが一番大事なことだとつくづく思う。
出会う事により人生大き変わるもんね。
柳田くん達、藤竹先生と出会って、又、自分たちも変わろうととして本当に良かった。

柳田役の小林虎之介くん、以前ドラマ「ひだまりが聞こえる」を見て、すごく良いなぁと思ってたけど、やっぱりこの役もすごく良かった❣️
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