このレビューはネタバレを含みます
人生だった。
'炭鉱の町だった'と聞くことがあったけど、実際どんな風に石炭を採っていたのかこれまでいまいちピンと来ていなかったが、ドラマを通して、炭鉱やそこで働く人、暮らす人について知ることができた。
また偶然にも旅行に行く予定だったので、ドラマ放送中に軍艦島に上陸することができたのも感慨深かった。
昔の人が生きてきたおかげで今の自分や世界があることを改めて実感した。
この世に生きている人々が誰かにとっての鉄平や朝子、賢将、百合子、リナ、誠かもしれないことにみんなが気付けたら、もう少し平和な世界になると思う。
今は必死に生きている自分の人生も、将来何かのきっかけで玲央のような人の光になるかもしれないと思うと、やっぱり人生に意味のないことはないよなー。
結婚はできなかったけど、日記とギヤマンとコスモスで鉄平の想いが朝子に届いて少し救われた🥲
最終話は誠のシーンと、テッケン団のシーンと、朝子の心の中の端島のシーンで泣いた。