なんというかフィクションだからって
色々むちゃくちゃしていたな、という
印象。
相棒に続く次世代の名バディドラマと思えるような面白さではなかったかな。
途中までは警察内部の陰謀を探りつつ、
どこか既視感あるものの本格的な事件を解決していく刑事ドラマらしい内容だったが「ハイド&シーク」という言葉が出てから徐々に変な世界観になっていく。
主人公である千寿さんの元相棒である真一さんが「体内に重要なチップが埋め込まれてるから撃って取り出せ、、」と遺言を口にするシーンはぶっ飛びすぎなうえで「そんなことしたらチップ傷つくんじゃ、、」と思ってしまうし
千寿さんの元妻・愁さんメインの話は
一度狙撃されているのに皆のんきすぎるなどところどころ引っかかる点が多い。
何より「ハイド&シーク」という
公安の特殊部隊の存在と
ドラマの全体的な雰囲気がアンバランスだった。
ただキャスティングは良かったし
メインテーマや音楽も耳に残るし
全体的に印象に残るドラマではあったから今シーズンはお蔵入りの事件を解決するための組織「オクラ」が本格的に結成されるまでの序章として、
もし続編があれば気にはなる。
