このレビューはネタバレを含みます
高評価なので私がおかしいのかな？とも思いますが、好みに合わなかったので否定的な感想です。私ひとりぐらい低評価をつけても、たいした影響はないと思いますが、楽しく見た方はスルーしてくださいね…いやな気分にさてしまうかもしれないから。
文芸仕立ての傑作ではあるものの、胸糞ストーリー。登場人物が全員不快ですね。野次馬根性を刺激された自分に対しても、自己嫌悪を感じてしまう……年の差エロス全開の俗っぽさに惹かれてしまったのですよ。
レイプが真実なら翌日もビーチに行かないと思いますけどね…彼の方も坊やを助けようとしないでしょう。まあレイプは嘘なのかもしれないけれど、旦那のクソっぷりがさらに露呈しましたね。
妄想小説通りに二人がアバンチュール楽しんだのが真実なら、邪魔な坊やをゴムボートに乗せて海原に送り出したのは、そもそも彼の仕業だったのかもしれない、というストーリーにはない疑惑も抱いてしまった。
もう、どう転んでも、何が真実でも、やな感じにしかならない。
最後、写真に坊やが写っていたってことは、坊やは少なくともエロ撮影の場面は見ていたんですね。お母さんの性的シーンを目撃してしまったら、真実がどうであろうとも一生のトラウマになりますよぉ…
つまり、朧げな幼い記憶の中に真相があるわけで、そりゃー依存症になりますって。不倫はいつだって、知ってしまった子が被害者なんです…泣
