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ディスクレーマー 夏の沈黙の作品紹介

ディスクレーマー 夏の沈黙のあらすじ

謎めいた届け物を発端に、人気ジャーナリストは自身の過去が暴かれる恐怖に襲われる。

ディスクレーマー 夏の沈黙の原作

ルネ・ナイト

ディスクレーマー 夏の沈黙の製作総指揮

スティーヴ・ゴリン

エマニュエル・ルベツキ

ディスクレーマー 夏の沈黙の監督

アルフォンソ・キュアロン

ディスクレーマー 夏の沈黙の脚本

アルフォンソ・キュアロン

『ディスクレーマー 夏の沈黙』のエピソード情報

第1話

我が息子ジョナサンに捧ぐ

第2話

私のこと考える?

第3話

運命は許可など求めない

第4話

彼の死を望んだ

第5話

世間に真実を知らせる必要があった

第6話

死だけは覆せない

第7話

今度は私が話す番

『ディスクレーマー 夏の沈黙』に投稿された感想・評価

4.1
14
ケイト・ブランシェット主演作品。


人気ジャーナリストの主人公にはある過去の秘密があった。過去が暴かれる恐怖を描いたサスペンス。

魅入る展開で最後まで面白かったです👏
ケイト・ブランシェットの若い時の女優さんがめっちゃ綺麗だった👏👏

そろそろAppleもドラマ少ないし辞めどきかなって思ったら、
アニャたんとマイルズ・テラーのAppleオリジナル新作映画がまもなくリストに入ってたので辞めるのがまた先になりそうです😂
Omizu
3.3
0
【第82回ゴールデングローブ賞 リミテッド・シリーズ部門作品賞ノミネート】
『ROMA』アルフォンソ・キュアロンが全話監督、脚本をつとめたリミテッド・シリーズ。ゴールデングローブ賞では作品賞など3部門にノミネート、エミー賞も有力とされている。

キュアロン×ルベツキ×ブランシェットという強力な布陣でつくられたクオリティの高いドラマ。ではあるのだがあまりに鈍重で途中で飽きてしまったのも事実。

最終話にたどり着くまでが重くて重くて…撮影は美しいし話はキュアロンらしいしブランシェットをはじめとするキャスト陣も素晴らしい。総じてクオリティの高い作品ではあるのだが、テンポ感が自分には合わなかった。

最終話でようやくブランシェット演じるキャサリンの真実が描かれる。それはそれまでの固定概念を覆す残酷な真実。それまで感じてきた違和感が回収される見事な幕引き。

ただ、それまでが鈍重すぎる。画面は美しいのだが一つ一つが重苦しく見進めるのが大変。見応えがあるという見方も出来るのだが、個人的にはここまで重い語り口にする必要があったのかという疑問が湧いてきてしまう。

大切なテーマを扱った作品ということは理解できるものの、スローなテンポ感が自分には合わなかった。クオリティは群を抜いて高いだけになんとも消化不良な作品。
4.2
0
映像美で紡ぐ謎解きの旅

「ゼロ・グラビティ」、「ROMA」と2作連続でアカデミー賞を獲得したアルフォンソ・キュアロン監督による6年ぶりの新作は、全7話のサスペンスドラマでした。

ルネ・ナイトの小説『夏の沈黙』を原作に、監督自身がケイト・ブランシェットの当て書きとして脚本を執筆。「シカゴ7裁判」のサシャ・バロン・コーエン、ケヴィン・クラインなど、実力派俳優を揃え、撮影は「レヴェナント:蘇えりし者」で三度目のアカデミー撮影賞を受賞したエマニュエル・ルベツキとくれば、見るしかない作品。

著名なジャーナリストであるキャサリン(ケイト・ブランシェット)のもとに、無名の作家から送られてきた一冊の小説。その小説には、彼女自身の最も暗い秘密が描かれており、キャサリンは自身の過去が暴かれる恐怖に直面していくことになる・・というストーリーライン。


■ 見どころ
本作は、国内外の映画評論家からも絶賛されているだけあって素晴らしい内容のドラマでしたが、特に注目したいのは、光を駆使した映像美。

□ 自然光の活用
極力人工光を使わないルベツキ氏による自然光を駆使した映像は、過去アカデミー賞受賞作に負けない美しさでした。

エモーショナルな映像を撮りたい場合に逆光を使うことはあると思いますが、これだけ逆光を恐れずに多用している作品は氏の作品以外あまり思いつきません。

逆光はカメラやレンズの性能が出やすく、撮影技術が最も求められるシチュエーション。ゴーストやレンズフレア、白飛びや黒つぶれ抑止など、非常に繊細なテクニックが求められるのですが、そんな中、画角も固定せずに動きながら撮るというのは、ちょっと想像できないテクニック。昔スチールを学んでいたのですが、どうやってるのか全く想像がつかなかったです・・

□ 暖色と寒色の対比
ドラマでは、暖色系(オレンジや黄色)の光と寒色系(青や白)の光が巧みに使い分けられており、過去を回想するシーンでは暖かい光が、現在の冷たい現実を描くシーンでは青みがかった光が多用され、時間の変遷や感情の違いを視覚的に表現していました。

特に過去の回想シーンで登場するイタリアの海辺の映像は、暖色系の光によって夏の気だるさが表現されており、アラン・ドロン主演の「太陽がいっぱい」の雰囲気。逆光の光に縁取られる浜辺での若いキャサリン(レイラ・ジョージ)の美しさは格別でした。。

これらの映像美はアルフォンソ・キュアロン監督と、撮影監督エマニュエル・ルベツキ氏によるものですが、キュアロン監督自身、「ROMA」では撮影監督も担当していることから、二人の考えは完全に一致しているのだと思います。にしても、すごい才能のコラボですよね。


■ 感想
原作は未読でしたが、ナレーションによる第三者視点でまるで本を読んでいるように進む素晴らしいドラマシリーズでした。また、続編のない7話完結というところも、良かったと思います。

ただ、少し気になったところはありました。

ひとつは、主人公キャサリンの若い時期を演じたレイラ・ジョージと、ケイト・ブランシェットの雰囲気が違うこと。

どちらも、とても美しい方ですが、顔の雰囲気は違うため、最初に登場したときは別キャラクターだと思ってしまいました。だんだん慣れたものの、結局最後まで完全には慣れなかったですね。。

なお、監督インタビューでは、AIを使って似せる事はできたが、あえてやらなかったとのこと。レイラ・ジョージはケイト・ブランシェットが演じた映像を見て、喋り方や仕草などのクセを真似て演じたそうです。

で、もうひとつですが、それは謎解きの部分。

謎解きがメインのドラマなので詳しいことは書きませんが、序盤に感じた、送られてくる本についての素朴な疑問。最終的に謎は解けますが、解がストレートで意外性がなかったので、ちょっと肩透かしを食らった感じでした。

ただ、”人は、自分が見たいものしか見えない” という固定観念にあらためて気づかせてくれましたし、撮影技術の勉強としても、もう一回見たいなと思います😊


参考:
【インタビュー】「ディスクレーマー 夏の沈黙」アルフォンソ・キュアロン監督来日取材 (1/2) - SCREEN ONLINE(スクリーンオンライン)
https://screenonline.jp/_ct/17732650