#1話
桂正和オタクとしては、発表当初こそまったく期待していなかったが、桂正和(さらに石森プロと東映とバンダイ)全面協力と知って期待値上がっての鑑賞……素晴らしい第1話でした……
さすがテレ東や!!
ドラマ・桂正和ファン関係なく、特撮ヒーローもの好きは皆見たほうがいいし、本当に、なぜ平日の深夜帯に放送しているのか不思議で仕方がない。もうね、画面が完全にニチアサなのよ。
原作とは全然違うが、メディアと時代が違うのだから、改変は当然。それでもなお #ウイングマン という作品の主題を貫く「主人公のキャラ」はそのままで、それ以外を現代ドラマ風にアップデートしているのが本当にお見事。
桂正和漫画特有の、しかし今のコンプラには適さないサービスシーン――主人公がアオイの格好に赤面するシーンを「この人も相当な特撮好きだな」と感心させることで、特撮オタクとしてのキャラを強調しつつ、「漫画の実写化」特有のコスプレ感をメタ的に緩和させる(それでいて、アオイに近寄られた際にサラッと照れさせる)手腕は本当に素晴らしかった
しかし現代の高校生がギャバンやデンジマンについて語ってるのは、ガチオタすぎて笑う
これなら序盤は問題ないだろう。あとは、後半の原作の展開を、どうまとめあげるのかが非常に気になるところ。
なぜなら、桂正和全面協力ということは、それは桂正和本人による #ウイングマン のリメイクとも言えるからだ。
『ZETMAN』でグリム&グリッティな展開をやりきったであろう今の桂正和がいったいどんな物語を紡ぐのか……私、気になります!
しかし改めて思うのは #ウイングマン のデザインの素晴らしさだ。
桂正和大好きだし、なにより画力(デッサンや描写、描線)は本当に凄いと思うのだが…
唯一、デザイン力だけはそんなにないと思っていて……
(だから現実の人をモデルにキャラデザしたりしてたと思うのだが、服とか小道具とかは……)(ファンにはそれもまた味だが)
ただ #ウイングマン のヒーローデザインだけは本当に素晴らしい。かっこよさとオリジナリティとデザインとしてのまとまり……まさに三位一体である。
#4話
ギャバンネタとかじゃなくてギャバンそのものが出てくるのは予想外すぎて笑うし、これもう桂正和のドリムノートだろ…
しかし正直言って、今回はラブコメパートが面白すぎた。アオイさんいいわぁ。やっぱり桂正和のラブコメ…いや恋愛ドラマは最高だね
美紅ちゃんも、当初こそ特撮オタクの妄想かよって思ったけど、実写では藤岡真威人演じる健太がもうかわいすぎて…あの純粋な目や笑顔を見たら惚れちゃうなと、美紅ちゃんに共感してしまう始末よ
しかし、桂正和、ここにきて我が世の春を謳歌しているようで…これは、ZETMAN2部再開も早まりそうだな!!