イツカ、ミライハの2の情報・感想・評価

ちょこちょこ詰めが甘いというか、想定したことが3秒後に起きることがあったけど、最終的なオチはなかなかおもろい　「倫理」とかいうやつへの強烈な皮肉

NetFlix《イツカ、ミライハ／TOMORROW+i》第2話鑑賞。タイ版ブラックミラー。母親がコールガールでも12歳で高校優秀大学を卒業したジェシカはパラダイスXを起業し、自分の生まれた貧困街ガマロアを最先端ロボットによって革命をもたらすとTVで確約するが人間の仕事が無くなるのでは？と司会者にきかれる。そこで彼女はこう答える『政府的にはこの国には風俗は無い事になっています』と。そして実際は母親世代と今現在のコールガールを何百人も雇い福利厚生も社会保険も完備していた。それでも世間からのバッシングは治まらず抗議が押し寄せて彼女は潰されそうになる。最後の最後で彼女が本当に人生を掛けて護りたかった者が何なのか解り複雑な気持ちになる。架空の時代や架空の携帯等が出てくる辺りかなり本国に気を遣っているのが解る。

これは強烈に大きく深刻で難しい問題を果敢に突いてきたなと。 ぐうの音も出ない層がいっぱいいるだろうと思うと同時にこれをみてそう思える感性の人ならそもそもその層じゃないか....とか思ったり。 嗜好性というのもやっかいだし、解放してはいけない逸脱性というのも人間誰しもが持っているんだろうなとか。幸い生涯そこに気がつくことなく済むことも多いんだろうけれども。 知らなければ目覚めなかった。知ってしまったから目覚めてしまった問題は表現の自由、言論の自由を容易に脅かすネタになるし本当にバランスをとるのは薄氷の上を歩くようなものなんだろうなと。 でも性搾取やドメスティックバイオレンスの問題は確実に過去からさんざん積み重ねられてきた暴力であり悲劇であり。 うううむむむむぅ。むずい。

セックスアンドロイドを作った社長の話。 ・めちゃリアルロボ ・おせっせシーンたくさん ・前半では女のロボットばかりだったけど、後半は男のロボもあった ・ロボット相手になんでもあてたら、暴力性強まるのでは？！とか言われて誤魔化してたけど、彼ピがMロボで学習しちゃってて暴力振るってきてた(そのあと対処なしっぽかったな...) ・結局、生身の女が好き！みたいな権力者には虐げられてた... ・女社長の目的は売春をなくすこと ・子供の頃売春させられてた過去あり... ・売春させたお母さん泣いてたけど、ほなやるなや！！と思うなど。そういえば「あんのこと」のおかんはニコニコ子供売ってたな... ・ロボットは18歳より下の年齢の見た目カスタマイズは頼めない(そうなると子供を売る売春逆にレアになって加速しないか...？？ 結局、許可取り消しになったけど、出所後、 「なんでもおまかせあれ❤️」みたいな家事アンドロイドがバカ売れ。あれ絶対裏コマンドで夜のお相手できます機能ついてるよね。。 問題放置のまま、どう？みたいな投げっぱなしの話だった。 ・売春問題解決なし ・強要してきたえらいおっさんも、ロボ受け取りおっさんも、制裁なし

セックスドールを開発する美人社長のお話。芹那の上位互換でかわいい。中盤で恋人に裏切られて、要人に送ったドールに隠しカメラが仕込まれてたと告発されるも、実は共謀してて、、、的な。最終的に大々的にドールを発売するが訴えられて投獄、出所して開発したのがどうにもレトロなメイドロボでした、というオチ。1話目同様もう少しコンパクトにして欲しい。