死亡済犯罪者の脳を解析して、事件の真相を探る技術のある世界での、その倫理性や携わる捜査官の苦悩を描く物語。
原作ファン視点なので偏っているかもしれないけど、かなり原作に忠実にしかし改編された物語に感じた。
1話目のキャラ変や主人公変更が（悪い方に）話題になったのだけど、10話前後しかない連ドラに25年以上続く壮大な連載漫画をたった10話に凝縮するわけだから、それくらい整理しないと初見の人は置いてかれるよなーーーと、見ていたのだけど、やはり回を追うごとに1話が伏線になっていって、なくてはならなかった物語だな、と思う。全話鑑賞後の今となっては、いい1話だったな。
また、実写化不可能と思ってた薪さんがとても薪さんで、顔の綺麗さもさることながら指の細長さもよかった。ちょっと泣き虫な所はね、、、まあ😌
強い役者さんが各話のゲストをやってたのもよかった。センシティブなストーリーが更に深みを増して残酷さを持ってた。
ただ、濃厚なストーリーなのでドラマでは各話が2話連作になってなお、物足りなくて、1話毎の展開はタイパ重視の最近流行りのアッサリ感は否めなかっかかも。ネトフリオリジナルなどの1話90分の配信ドラマのように、同キャスト、同脚本家でじっくりしたものが観てみたいな。
