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お毒味役主丞 乾いて候
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お毒味役主丞 乾いて候の作品紹介

お毒味役主丞 乾いて候のあらすじ

八代将軍徳川吉宗(田村高廣)が側室に産ませた子供で、紀州藩にて毒味役として育てられた腕下主丞(田村正和)が、将軍家お毒味役として江戸城に迎えられる。その夜、忍者に襲われるが、唇寒流の使い手である主丞はこれを撃退する。刺客の黒幕は、吉宗の命を狙う先代将軍の生母・月光院(長内美那子)と甲賀忍者の頭領・甲賀大浄助(綿引勝彦)だった。毒殺を恐れる吉宗のために、主丞は自ら料理を作り、大奥には近づかないよう進言するが、吉宗を囮に敵を退治しようと考える大岡忠相(中山仁)は、吉宗に大奥に上がるよう勧める……。

お毒味役主丞 乾いて候の監督

原田雄一

お毒味役主丞 乾いて候の脚本

志村正浩

『お毒味役主丞 乾いて候』のエピソード情報

お毒味役主丞 乾いて候

『お毒味役主丞 乾いて候』に投稿された感想・評価

5.0
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田村正和が演じた役のイメージは世代によっていろいろだろう。

「古畑任三郎」が大ヒットし結構ロングランだったので、あのしゃべくり警部補のイメージは根強いだろうし、コメディドラマで演じたやさおとこぶりも面白かった。

もともと田村の出自は時代劇の人で、リアルタイムでみていた自分からすると、この「乾いて候」の田村正和ほど、田村正和らしい役はないと思ってる。

- 腕下主丞(かいなげもんど)は超人

"かいなげもんど"と読みます。

表向きは徳川8代将軍吉宗のお毒味役(将軍が食事する前に自ら食べて毒味する係)であるが、実はその吉宗の隠し子という設定。

お毒味だけでなく、それら料理をつくらせたら天下一品。
超一流のシェフの顔も持つ。

もちろん剣は達人。

「色男、金と力は無かりけり」とは昔からの言葉だが、それを全否定するキャラ。

そしてなによりの特徴は、主丞は幼少期から毒味の訓練をやらされてたという無理やり体験が功を奏し、いつの間にか彼は毒が効かない体質となってしまった!!(どういう抗体じゃ)

彼を毒殺することは無理。
毒がついた手裏剣も効かない。

まさに、不死身の超人

- 太刀筋(たちすじ)がアート

こないだ、日本アカデミー賞の最優秀作品賞を受賞した「侍タイムスリッパー」
あの作品における殺陣(たて)をガチ勢とすると、腕下主丞の殺陣はアート。

眠狂四郎の太刀筋がベースなんだろうが、腕下主丞の太刀筋はほんと美しい。

その立ち回りは流線を描きつつ、瞬時の切れ味を見せる瞬間はまさにアートそのもの。

そんなんじゃ人は斬れねーよとつっこまれるかもしれないが💦、田村正和のなんていうのか、色気が滴り落ちるというか、今風な言葉でいえば"ダダ漏れ"

こういう色気かおる殺陣があってもいい。


- 乾いて候(かわいてそうろう)

腕下主丞の口癖は、

「拙者、涙も枯れ果て、乾いてそうらえば・・・」

あまりにハードな人生だったので、涙の一粒も出なくなるほど乾いてしまったと。

とにもかくにも乾いている男なんだが、それに反する田村のダダ漏れな色気がアンバランスで、実に特異なキャラを成立させている。

そんな「乾いて候」のなかでオススメは、

「お毒味役主丞 乾いて候」1983年

「乾いて候 お毒味役必殺剣」1984年

中山仁が大岡越前を演じていたこの1983年と1984年の硬派版をオススメしたい。

後に連続ドラマにもなったが、ほぼほぼ上記2作のリバイバル的な同じ内容の焼き直し版であったと記憶してる。

また、1993年版はちょっと田村正和がコメディドラマで味を覚えたのか、おちゃめ感を出しすぎていて興ざめするシーンがちらちらある。

今回味くらべ的に3作品をアマプラのサブスクで再視聴したが、やはり硬派な1983年版、1984年版を推したい(84年版は梅宮のたっちゃんが敵役)

1993年版は田村三兄弟そろい踏みでそれはそれで話題にはなっていたが、中山仁がいたほうが緊張感があった。

ちなみに原作の劇画も読んだことがあるが、田村正和演じる腕下主丞が格上という感想。

とにかく時代劇における全盛期の田村正和がここにいる。