汴京(べんけい)にやって来たばかりの酈(リー)夫人は娘から門前払いを食らう。福慧(フーフェイ)が范良翰(ファン・リャンハン)に苦い教訓を与えられるよう、康寧(カンニン)は手を貸すことに。

ついに開店を迎えた四福茶館に早くも数々の試練が降りかかる。そんななか、范良翰に側室を持たせることを意外にも福慧が受け入れ、范良翰を驚かせる。

ある高価な楽器をめぐって激しい知恵比べを繰り広げる康寧と柴安(チャイアン)。そして迎えた中秋節の日、四福茶館の前ではなにやら大騒ぎが...!?

楊羨(ヤン・シエン)の怒りを鎮めようと、康寧は和解の宴席を設けることに。ある人物が自分に好意を抱いているらしいと知り、瓊奴(チオンヌー)は危険な行動に出る。

自らの汚名をすすぐため、梁俊卿(リアン・ジュンチン)に落とし前をつけさせることを誓う柴安。夜市に出かけた酈家の娘2人は、山賊たちの手に落ちる。

息子が決めた結婚相手にあ然とする柴安の母は、義理の家族となる人物を疎ましく思い、ぞんざいに扱う。そんななか、康寧は家族を守るために苦渋の決断を下す。

科挙試験が迫るなか、特別な賞品を用意した文学大会を主催する四福茶館。だが、ある予期せぬ参加者が混乱を巻き起こす。

酈家の面々と距離を縮めていく杜仰熙(ドゥ・ヤンシー)。結婚相手として劉八妹(リュウ・バニャン)を紹介するという范良翰の提案に乗った柴安には、別の思惑があった。

寿華(ショウホア)と会話するなかで、自分の本当の気持ちを見つめ直す康寧。後に彼女は、ある人物を思い出させる品を手にする。

意地を捨て、康寧をあらためて家族に迎え入れる道を模索する柴夫人。その後まもなく、柴安は強制的に婚礼の場へと引きずり出されるが...。

科挙試験で見事な結果を残すも、自身の新たな結婚相手に肩を落とす杜仰熙。だが、寿華の優しさに触れた彼は、どうにか関係を修復しようと突き動かされることに。

様々な証拠が積み重なり、妻の貞節に疑問を抱く杜仰熙。寿華は、誰が自分の結婚を妨害しているのかを調べるために行動を起こす。

寿華の下した衝撃的な決断に杜仰熙が愕然(がくぜん)とする一方、なにやらいかがわしい噂(うわさ)が汴京中に瞬く間に広がっていた。

杜仰熙の本気度を確かめるために、別の試練を課す寿華。その頃、新たに茶店が開業したことで、四福茶館の経営が脅かされる事態に...。

夜更けに聞こえてきた崔(ツイ)家からの助けを求める声に応じる酈夫人。その後まもなく、酈家の面々は一家に迫りくる危機にどう対処するかをめぐり激しく言い争う。

有力者の虞(ユー)家による催しの場で、虞秀萼(ユー・シュウエ)の秘め事について直接本人に問いただす寿華。杜仰熙の母は辛い決断を迫られ頭を抱える。

悲しい過去の思い出を明かす桑延譲(サン・ヤンラン)。祝宴の夜に杜仰熙は姿を見せず、これがきっかけで酈家との溝はますます深まるばかり。

寿華の優しさに触れたものの、離縁の道を選ぶ杜仰熙。虞秀萼の婚礼は予想だにしない展開へ。

家族の確執が明かされたあげく、杜仰熙が投獄されて街中は騒然。そんな杜仰熙の命を救えるのはただ1人だけだと寿華は訴える。

自らを家族の一員だと名乗る人物が酈夫人に対して訴えを起こす。そして、好徳(ハオドゥー)は意中の相手について寿華に打ち明ける。

沈慧照(シェン・フイジャオ)と一夜を過ごすことを余儀なくされた好徳は、必要以上の接触を必死で避けようとする。柴安は大罪を犯したとして、図らずも真っ先に疑われてしまう。

好徳と酈夫人の前に立ちはだかる沈家の傲慢な女性たち。楽善(ルーシャン)は帰娘(グイニャン)の様子に違和感を覚える。

姉妹を集め、帰娘を助けるための策を練る好徳。ほどなくしてある囚人と出会い、ぬれ衣を着せられているのではと疑うように。

好徳に背中を押され、自分を痛めつける人物とある名家とのつながりを暴露する素娥(スーエ)。一方、何気ない会話から楽善の正体に関する手がかりが漏れてしまう。

好徳が譙度(チャオ・ドゥ)に関心を持っていると知り、沈慧照は嫉妬する。とある人里離れた保養地にやって来た沈家だが、不穏な空気が漂い始め...。

屋敷を訪れた沈家の親族は驚くような要求を口にする。好徳は持ち前の機転を利かせ、ややこしい事件の審判を任された沈慧照を助けようとする。

玉蝉(ユーチャン)が求める条件を満たす結婚相手を見つけてくる好徳。だが、予想もしなかった事件が起き、玉蝉の婚礼は悪夢の1日へと転じてしまう。

沈慧照は、自身に対する不当な申し立ての数々に立ち向かう。末娘の楽善の有力な伴侶候補として、ある人物に目をつける酈夫人。

楽善の婚礼で起きた重大な取り違えを何とかすべく奔走する酈家の面々。一方の楊家は、強気な花嫁を迎え入れるにあたって何かと苦労を強いられる羽目に。

酈邸では、楊羨が一家との関係を何とか修復しようとする。だが、楊羨も楽善もこのまま円満な夫婦のふりを続けるのは難しいと感じてしまい...。

謎めいた死を受け、厳しい非難を浴びせられる楊羨。同じ頃、楽善に関する良からぬ噂(うわさ)が瞬く間に世間に広まっていた。

楽善に尽くすことを証明するため、楊羨は3つの試練を受け入れる。ほどなくして開かれた獅子舞の大会では、いたく危険な展開が待ち受けていた。

楊羨に謎の手巾の持ち主を探し出すよう言いつける楽善。だが、この新たな試練が呼び水となり、楊家に様々な影響が及んでしまう。

家族の危機に際して、楊羨は最後の試練を通過するために新たな商売を始めなければならなくなってしまう。一方、楽善には離縁せねばという重圧がのしかかる。

楽善の伴侶にある名家の男性を選んだ酈夫人。そうして訪れた思いもよらぬ再会が、酈家一同の感情を大きく揺さぶることに。

崔謂之(スイ・ウェイジー)と江朝宗(ジャン・チャオゾン)の2人に責任を負わせようと骨を折る折淙(シュー・ツォン)と楊羨。騒ぎが落ち着くと、酈家の面々は一連の喜ばしい出来事を満喫する。