『俺の話は長い ~2025・春~』が配信されているサービスは見つかりませんでした。
あの家族が帰ってくる! 36 歳になったニートの雄 岸辺満は無職・実家暮らしと相変わらずのニートライフ…。 今から5年前、長い長い家族との確執の末、覚悟を決めて県会議員の秘書の職についた。だがしかしこの男に定職は似合わない。2カ月でクビになったのだ。 やはりこの話の主人公はどうしようもないクズである。 それ以来、得意の口八丁と居直りで、再び喫茶店「ポラリス」を営む母親に寄生しながら生活している。 満の姉、綾子一家のマイホームの建て替えが終了、岸辺家での一時同居を終えていたのも満にとってラッキーだった。 だが綾子が久々に家にやってくる。目的は綾子の早期退職の相談。綾子は会社を辞めてポラリスを継ぎたいと言い出す。それはもちろん相変わらずぐうたらな日々を送る満に対する久々の反撃でもあった。 買い言葉で「だったら家を売ればいい」と口走る満だったが、意外なことに房枝は実は前々から考えていたと言い出し売却に賛成。満は後に引けなくなる。 そして大学生になった綾子の一人娘春海も、売却話を聞きつけ岸辺家に里帰りしてくる(両親と会いたくない&売却断固反対)。 再び勢ぞろいしたこの家族の喧々囂々(けんけんごうごう)再び…果たして満は実家の売却をきっかけにニートを脱却し、宿無し人生を阻止することができるのか・・・?
ニートの雄、岸辺満(生田斗真)、36歳。5年前、長い長い家族との確執の末、覚悟を決めて県会議員の秘書の職に就いたものの、2カ月でクビに。だが母・房枝(原田美枝子)に寄生しながらのんびり暮らしている満の平和なニート生活が、ついに崩壊の危機!? 房枝が切り盛りしてきた喫茶店『ポラリス』は、3年前から休業したまま。コロナ禍のゴタゴタを経て房枝はすっかり気力を失い、老後の不安を感じる日々である。 そんな岸辺家に、姉・綾子(小池栄子)と夫・光司(安田顕)が、タケノコのお裾分けにやって来る。「お母さんは『ポラリス』もうやんないの?」。このまま店を閉めるのはもったいないという綾子は、「会社を辞めて『ポラリス』を継ぎたい」と爆弾発言!綾子に岸辺家と店を乗っ取られてしまうかもしれないと焦る満は猛反発し、売り言葉に買い言葉で「俺はこの家を売るべきだと思う」と言ってしまう――。
満の姪っ子・春海(清原果耶)が久しぶりに東京に帰って来た。口うるさい綾子に会いたくない春海は、秋葉家には顔を出さず、岸辺家のコタツでゴロゴロ。家で待っている綾子をよそに、もうすぐ無くなるかもしれない岸辺家に泊まっていきたいと言う。「私はこの家が大好きなの。『ポラリス』が大好きなの。うちの家族の誰よりもね」。すると綾子と光司がやって来て、岸辺家は大修羅場に! 「あなたどういうつもりなの?」。久しぶりに帰って来たのに家にも寄らない、LINEも無視、何よりこの間の成人式をドタキャンされたことが許せない綾子。そんな中、満が「せっかく春海が帰って来たんだし、振袖着て家族写真でも撮ればいいんじゃないの?」と成人式のやり直しを提案。春海は嫌がるものの、成人式の日にみんなで飲むつもりだったヴィンテージワインの存在を知るなりそのワインを飲ませてくれたら振袖を着てもいいと快諾。確かそのワインは、海星(杉野遥亮)の店のワインセラーに預けておいたはず。みんなで海星の店に飲みに行こうとするが、満はなぜか挙動不審に……。
「俺はこの家を売るべきだと思う」――。満(生田斗真)の一言を発端に、家の売却問題に揺れる岸辺家。房枝(原田美枝子)は喫茶店『ポラリス』を畳んだ後、秋葉家で綾子(小池栄子)たちと同居することで話がまとまり、満は自立するためにアパート探しを始めた。そんな中、男1人になってますます肩身が狭くなることを恐れる光司(安田顕)が「満くんにもウチに来てもらって、みんなで一緒に暮らせないかなぁ」と全員での同居を提案。綾子たちの反応をうかがうが……。 女3人の同居大反対に満は一抹の寂しさ。そんな話よりも「え!?『ズタボロ』復活するんですか!?」と、光司のバンド活動再開の話に興味津々。近々復活ライブがあると知って興奮する満に、綾子が「ちょっと聞いてくれる?」。綾子が言うには、バンド再結成のウラにはモヤモヤした事情があるようで……。 さらに、春海(清原果耶)に「ライブに来てほしい」と言い出せない光司のために、満はある作戦を思いつく……。
不動産屋との売却契約を翌日に控え、岸辺家では引っ越しに向けた準備が着々と進む。房枝は常連客にあいさつするために朝から店名物のガトーショコラを作り、春海は『ポラリス』からお気に入りのコーヒーカップを持ち帰ろうとする。 一方、満は海星(杉野遥亮)の店でお酒を飲みながら、最後の夜をしっぽりと過ごす。環境を変えようとしている満のことを“らしくない”と思ってしまう海星は「満さんにとってこれは成長なのか衰退なのか?」。満も「そうなんだよなぁ……」と、自分のことが分からなくなっているようで……。 そして契約当日。綾子と光司が見守る中、不動産屋の契約書に判子を押そうとする房枝。満は春海と2人で和室にこもり、亡き父・巌の遺影の前で、さくら餅を食べるが……。 果たして岸辺家とポラリスはこのまま無くなってしまうのか!?満のニート生活の行方は!?