配信サービス | 配信状況 | 無料期間と料金 | |
---|---|---|---|
![]() | 見放題 | なし 976円(税込) | 今すぐ観る
|
FODで、『被写界深度』は見放題配信中です。
FODに登録すると、70,000作品以上の見放題作品を鑑賞できます。
配信状況 | 無料期間と料金 | |
---|---|---|
見放題 | なし 976円(税込) | 今すぐ観る
|
月額料金 | 無料期間 | 見放題作品数 | ダウンロード | 同時再生可能端末数 | ポイント付与 |
---|---|---|---|---|---|
976円(税込) | なし | 70,000作品以上 | 可能 | 1端末 | 100pt 付与 |
FOD トップページから、「今すぐはじめる」ボタンを押します。
次の画面でも「今すぐはじめる」ボタンを押します。
メールアドレス、パスワード、生年月、性別、郵便番号を入力し、「利用規約とプライバシーポリシーに同意する」をチェックし、「アカウントを作成する」ボタンを押します。
無料期間が終了した際の支払い方法として「クレジットカード」を選択して、「利用開始」ボタンを押します。支払い方法として、あと払い(ペイディ)、Amazon Pay、楽天ペイ、携帯決済を選択することもできます。
クレジットカード情報を入力して「購入内容を確定する」ボタンを押します。
これでFODの登録が完了です。スマートフォン・タブレット、TV、パソコンから利用を開始できます。
FODにログインした状態で、左上のメニューを開きます。
メニューから「マイページ」を選択します。
画面をスクロールし、「登録情報の確認・変更」を選択します。
「解約手続きへ」を押します。
「解約をご検討中の方はこちら」が表示される場合は、右上の「✕」ボタンを押します。
画面をスクロールし、「解約に進む」ボタンを押します。
画面をスクロールし、「解約する」ボタンを押します。
これでFODの解約が完了です。
個人のWEBサイトから始まり、いまや世界中のファンから愛される苑生のコミックが待望の実写化! 大好きな音楽を自ら手放した早川と、大好きなカメラにまっすぐ向き合う紺野。尊敬、羨望、嫉妬、劣等感、そして、友達以上の特別な感情──。正反対の高校生二人が、少年から大人へと変わる狭間で揺れ動く、切なくも愛おしいモラトリアム・ラブ・ストーリー。 高校生の早川秀一郎は、ある過去の出来事のために、大好きだった音楽を自ら捨て、心を閉ざしてしまっていた。ときには、その空白を埋めるために、誰かれ構わず身体を重ねることも。それでも心は満たされず、息が詰まるような苦しさに襲われたある日、早川は校舎の屋上へと向かう。空と海が美しく融けあう誰もいないその場所では、捨てたはずの音楽を自然に口ずさむことができた。 そんな屋上で出会ったのは、同級生の紺野遼平。無愛想だけれど、大好きなカメラにまっすぐ向き合う紺野に、早川は強烈に惹かれてゆく。けれど同時に、好きな事や夢に対してまったくブレない紺野と自分を比べ、どうしようもない嫉妬と劣等感を募らせていった。複雑な感情に押しつぶされそうになった早川は、ままならない想いをぶつけてしまう。その日以来、二人の関係は友情から別のものへと変化して──── そして、物語は大学生編へ。紺野は希望通りに美大でカメラを学んでいるが、早川とは疎遠になってしまっていた。 しかし、ある出来事がきっかけとなり、彼らの運命が再び交わろうとしていて……
高校生の早川秀一郎(宇佐卓真)は、心にぽっかりと穴が空いたような虚しさを抱えていた。クラスの中心的存在である友人たちにも恵まれ、遊び相手もいる。けれど、大好きだった音楽を捨てた“あのとき”から、まるで息をしていないように感じていた。 ある朝、教室で強烈な息苦しさを感じた早川は、逃げるように校舎の屋上に駆け込んだ。他人の目など気にする必要もない、誰もいない屋上で、早川はようやく、自分を取り戻せた。 無意識に、歌を口ずさむ。次の瞬間、シャッターを切る音がした。 カメラを構えていたのは、同級生・紺野遼平(平野宏周)だった。「いい顔してたから撮った」 紺野の真っ直ぐな眼差しに、早川はなぜか心を奪われる。 その日以来、二人は屋上だけで言葉をかわす“屋上友達”になった。 好きなカメラに夢中な紺野は、早川の友人にはいないタイプだった。早川は、紺野に憧れにも似た感情を持ちながらも、同時に強い劣等感を持つように…。そんなある日の放課後、人気のない科学準備室でのある出来事をきっかけに、早川は紺野への気持ちが“ただの友情”ではない特別な感情であることに気づいてしまう……
科学準備室での一件以来、早川(宇佐卓真)は紺野(平野宏周)に、友情以上の感情を持っていることに気づいてしまう。そんな早川の気も知らず、紺野は友人として早川との距離を縮めようとする。「お前もなんか好きなことあるんじゃねぇの?」という紺野の問いかけは、音楽に夢中だった幼いころの記憶を蘇らせる。 音楽が大好きだった幼少期の早川は、周囲からは浮いた存在だった。その様子に気づいた母・みちえ(霧島れいか)は、我慢せずに音楽に触れられるよう、自宅で開くピアノ教室に息子を通わせることに。ピアノの腕前はめきめきと上達したが、ずば抜けた音楽の才能は、幼い早川を孤独にさせた。 早川は、音楽が好きであればあるほど、周りから孤立してしまう。 一方で、紺野は、カメラが好きなことも、その存在も、周囲に認められている。 「紺ちゃんといると楽しいはずなのに、なんでイライラするんだろう……」 そんな複雑な思いを抱えた早川の作り笑顔を見抜いた紺野は、「お前、本当にこのままでいいのか?」と思わず強い言葉をぶつけてしまう。 やり場をなくした早川は、紺野を動揺させたいという衝動が抑えられなくなり……
早川(宇佐卓真)からぶつけられた想いに、紺野(平野宏周)は困惑する。静まりかえった部屋に残されていたのは、早川が持ち歩いていたボイスレコーダー。そこには、なににも縛られない、早川の歌声が録音されていた。 早川の過去を知る後輩・杏(佐月絵美)に話を聞くと、中学時代の早川は、幼いころからの友達である山下(八神慶仁郎)とバンドを組んでいたという。しかし、バンド活動に熱心に打ち込んでいた早川は、他のメンバーと足並みが揃わないことに不満を抱くように。山下は唯一の理解者だったが、思いがけない形で、彼の本音を知ってしまう。 紺野から屋上に呼び出された早川は、音楽に未練があることを自覚する。また音楽を好きになっていいのかもしれない。再び湧きあがる音楽への情熱と共に、紺野への想いも確かなものになっていた。
再び音楽と向き合うことを決意した早川(宇佐卓真)は、さっそく曲作りを始める。だが、テスト勉強も手につかなくなるほど没頭した曲作りよりも、早川の心を占めていたのは、紺野(平野宏周)への想いだった。 早川は中学からの後輩・杏(佐月絵美)に、もう一度音楽に取り組むことを伝えると、杏は紺野という友達ができたことを喜んでくれたが、その響きにチクリと胸が痛んだ。紺野への想いが友達以上のものになっていることに、早川は気づいていたからだ。 テストが終わり、ついに曲が完成する。早川は紺野のクラスを訪ねるが、紺野は後輩の女子と一緒にどこかへ出かけてしまったという。しかたなく屋上に向かうと、そこへ紺野が現れる。 曲に耳を傾けながら、優しく微笑む紺野の横顔に、早川の想いがあふれだす——。
紺野(平野宏周)にキスをした早川(宇佐卓真)は、あの日以来、屋上に現れなくなった。そして二人はすれ違いのまま、卒業を迎える。 あれから三年後——紺野は希望通りに美術大学へ進学。多田(岡慶悟)の知り合いで、メイクアップアーティストの梅さん(崎山つばさ)と出会い、多くの刺激を受けながら、日々カメラを学んでいた。けれど、最後に見た早川の表情が、ずっと心に引っかかったままだった。 そんな中、紺野は撮影のバイトで、とあるインディーズバンドのライブを訪れる。会場から漏れ聞こえてきたのは、早川のボイスレコーダーに録音されていたあのメロディーだった。 紺野と早川は久しぶりの再会を果たし、早川が、あの日屋上で別れたあともずっと、音楽と向き合って生きてきたことを知る。しかし、二人の間に流れるぎこちない空気が、三年間の空白の長さを物語る。 あの頃のような関係には、もう戻れないかもしれない――そう思いかけた矢先、紺野にもう一度、早川と会うチャンスが訪れる。
大学の同期・南(久保乃々花)にせがまれ、早川(宇佐卓真)と紺野(平野宏周)は再び顔を合わせることに。しかし、紺野と南の距離の近さに高校時代の記憶がよみがえり、またもや早川の胸をざわつかせた。一方の紺野も、南と楽しそうに話す早川に、複雑な感情を抱いていた。 いつも以上に酒を煽った紺野を放っておけず、早川は自宅で介抱する。ベッドへ無防備に横になる紺野に対し、再びあふれそうになる気持ちを抑えるが、紺野の方からいきなり引き寄せられて… 突然の紺野の行動に頭を悩ませる早川。――あれは一体、どういう意味だったのか。南に様子を伺ってみると、思いがけず紺野が近いうちにニューヨークへ旅立つことを知る。さらに、早川たちのバンドにも大きなチャンスが訪れる。早川と紺野、それぞれの未来が再び動き出そうとしていた――。
(C)苑生/大洋図書/「被写界深度」製作委員会